東北支部・役員 プロフィール

◆石垣 美幸(いしがき みゆき) 支部長
企業内カウンセラー、病院内カウンセラー、グループワーク主宰、IDEA代表スタッフ

幼少の頃から「自分を観ているもう一人の自分の存在」に気づき、「自己一致」に価値を置き生きてきた。特に 「“育つ” ということ」 に強い関心を持っていた。これらはそのまま現在の自分に繋がっているようである。これまでの17年間は、教育現場や企業関係を通じて、子どもやお母さん方や勤労青少年の人たちと出会い、個人カウンセリングや様々なグループワーク等を実施させていただいた。不登校や家族・職場の人間関係などで葛藤を抱え、悩み・苦しみ、時に精神症状を呈している多くの人たちと出会い、「“現代社会” の持つ世界観の枠組の狭さから、“自分らしさ (自己・個人)” と “適応 (他者・世間)” の狭間で苦しんでいる人たち」 が非常に多いことに驚いている。自分を含め、社会を構成してきた援助者側である大人たちの 「意識の変容・成長」 が求められる時代が来ているようである。家庭・学校・地域教育の繋がりを基盤としながらも、個々の世界観の広がりと深み(スピリチュアリティ)が求められる時代がやってきたのではないか。
現在は京都の大学院で学びながら、仙台で仕事をしている。

◆ 鈴木 秀一(すずき しゅういち) 事務局
滋賀県教育委員会スクール・ソーシャルワーカー、滋賀県児童自立支援事業スーパーバイザー、IDEA代表スタッフ、企業研修講師

幼い頃から人間存在の謎に魅せられてきた。青年期に入り、哲学や心理学、さらには社会学、宗教学、自然科学などに惹かれ、大学では哲学を専攻。「東洋思想」「イデア論」「実存主義」そして「一般システム理論」等に大きな影響を受ける。その後、神秘主義・ユング心理学・ニューエイジ・量子力学・地球環境問題などに関心を持ち、一時は精神世界に傾倒するものの、軸(核)が曖昧なまま、ただ浅く広く突っ走っているだけの自分に気づき、より本質的な学びを目指そうと改めて自己を見つめ直す決心をする。
15年前より医療気功の講師としての活動を皮切りに、人間としての成長促進を主旨とする会「IDEA」を設立。心と身体の統合的リラクゼーション等の活動を経てカウンセリング心理学と出会い、中学、高校、大学、教育事務所等のカウンセラーを務め現在に至る。
以後、自己理解や成長促進を目的とした研修やワーク等を企画、実施活動を行ってきた。

◆ 佐々木 宣雄(ささき のりお)
キャリアカウンセラー、大学相談室カウンセラー

企業において経理・営業を経て15年間人事総務の職務に携わり、平成15年に退職。「人はなぜ働き、なぜ生きるのか」「生きること、生かされていること」「自分らしく生きるとは」「本当の幸せとは」等に関心を抱き勤務の傍らカウンセリングを学ぶ。
第二の職場として平成16年4月から三年間「みやぎ若年者就職支援センター(通称:みやぎジョブカフェ)」において、キャリアカウンセラーとして若者の悩みと不安に関わり、自立への支援を行ってきた。現在は、社会に一歩踏み出せないでいる若者の自立への支援と、親御さんへの相談を行っている。

◆ 青砥 淳美(あおと きよみ)
企業カウンセラー、障害者職業センター・リワーク支援

源家族で、障害を持つ叔父と同居していた経験から潜在的に障害者への関心があった。家族のあり方や、叔父との関わりで疑問をもちながら思春期を過ごした。
現在は、カウンセラーとして企業や大学の相談室で働く傍ら、精神障害者の社会復帰を支援したいと考え勉強中である。さまざまな側面から人間(自己)を理解し、自分らしく生きることを大切にしたいと思っている。

◆ 佐伯 里花(さえき りか)
大学相談室カウンセラー、病院内カウンセラー

子供の頃に感じていた“私って一体なんなんだろう”という感覚は、周りの人達とは異質なものであると感じ、ずっと逆に自分を観ずに逆に周りに合わせる生き方をしてきた。 五人の娘を産み育てる中で、自分の中にある矛盾を抱える事が出来なくなり、カウンセリングの勉強を始める。“自己を見つめる事”は自己の中だけで終結するのではなく、周りとの相互作用を産み出す事を体感。
その視点を大切に、キャリア形成相談業務を中心に活動中。