オーセンティックなセラピーのあり方 ―あらゆるセラピーに必要なもの―

あらゆるセラピー手法(あるいは、心を扱うすべての手法)において共通に必要なことは、セラピストが、いかに自分自身の心の動きを歪めずに見つめ、自己一致した状態を保つことができるかということです。

セラピストの中にも、激しい怒り、焦燥感、不安、恐怖感といった感情があるかもしれません。そうした自分自身の激しい情動を誤魔化さず、抑圧せず、しかし、巻き込まれず、落ち着いて自分自身を見つめることができれば、クライアントのさまざまな状況に対応できます。

このようなセラピストの状態は、オーセンティック(Authentic)な状態と呼ばれます。

オーセンティックな状態が保たれていないと、クライアントを傷つけたり、クライアントと依存・共依存の関係になってしまうこともあります。

本セミナーでは、オーセンティックな状態にいるために必ず必要な、自分自身のプロセスに気づくことに焦点を当てていきます。

このセミナーは、実際にセラピーを行っている方向けですがセラピーに関心のある方もご参加ください。

【講師】向後善之
【日時】2012年12月9日(日)14:00-16:30(開場13時30分)
【会場】西荻地域区民センター/勤労福祉会館 第1・2会議室(定員70名)
    東京都杉並区桃井4丁目3番2号(施設HP Googleマップ
  ○JR中央線西荻窪駅から徒歩15分
  ○西荻窪駅北口からバス(井荻駅行きまたは荻窪駅行き)桃井四丁目下車

【会費】会員 3,000 円、一般 5,000 円 *当日受付でお支払いください
    *予約なしでお越しになれます
    *お席確保のため事前申込みをご利用ください
     (お名前とメールアドレスのみの登録でOKです)。

申し込みリンク

【講師プロフィール】
向後 善之(こうご よしゆき) 神奈川県に生まれる。石油会社での会社員生活の後、渡米。CIIS(カリフォルニア統合学大学院)では、統合カウンセリング専攻。サンフランシスコ市営 RAMS(Richmond Area Multi-Services)他でカウンセラーとして働く。現在、アライアント国際大学/臨床心理学大学院東京サテライトキャンパスで臨床心理学を教えている。日本トランスパーソナル学会事務局長。著書に「カウンセラーへの長い旅―四十歳から のアメリカ留学(コスモスライブラリー)」 、「わかるカウンセリング(コスモスライブラリー)」。 共著に「スピリチュアリティーとは何か(ナカニシヤ出版)」 。

カウンセラーへの長い旅―四十歳からのアメリカ留学 わかるカウンセリング―自己心理学をベースとした統合的カウンセリング スピリチュアリティーとは何か―哲学・心理学・宗教学・舞踊学・医学・物理学それぞれの視点から