入門者のための事例 / 初心者のための事例・症例検討会

第1弾、今回は、「プロセスマインドの視点」から事例・症例(ケース)について学びます。

<若干名の方を募集させていただきます。先着順です>

プロセスワークだけでなく、カウンセリング、セラピー、ボディワーク、福祉、司法、医療、教育、ファシリテーション、組織経営、コンサルティングのケース理解に役立ちます。

①2/13(月)開始!
  『入門者のための事例・症例検討会』

②3/6(火)開始
  『初心者のための事例・症例検討会』

新連続講座:『プロセスマインドの視点から診た事例・症例検討(ケース・スタディ)会』

①毎月第2月曜日、19:00~20:50
 月一回、全10回

②毎月第1火曜日、19:00~20:50
 月一回、全10回

(1)「事例・症例検討(ケース・スタディ)会」は、現場力、実践力、臨床力、応用力、適応力、工夫力を身につける最良のトレーニングの場です。

この講座では、実際の事例・症例から、ケースが置かれている文脈(コンテキスト)
あるいは参照枠(フレーム)、そしてそこに内在している立ち位置(ポジション)について、
徹底的に学びます。

ここでいうコンテキストまたはフレームは、次のものを指します。

(A)「主訴」と「治療目標」の違い

(B)「病態水準」ないしは「意識とリアリティのスペクトラム」

(C)事例・症例の置かれている「具体的・外的コンテキスト」

(D)クライアントーセラピスト関係における「ランク」

(E)クライアントーセラピスト関係の中の、心理的次元における
「間主観的または間身体的コンテキスト」

(F)クライアントとセラピストの間の意識とリアリティと立ち位置の
齟齬(そご)・ズレ・違和について

(G)コンステレーション、共時的コンテキスト、またはプロセスマインド

(H)心理的リアリティ(心的現実)と、外的現実の仕分け・切り分け・切断

*以上の各点について学ぶのは、事例・症例を「読む」ためであり、
クライアントの「目的・目標」や「利益」に適(かな)うように具体的に働きかけるためです。

(2)そのためには、ケースの背景や深層に「既に・常に」書き込まれている
上記の各文脈を浮かび上がらせるようにします。そして、浮上した各文脈に
従って、「仕組み作り」、「ルール作り」を行います。

ですので、ここで言う「仕組み作り」や「ルール作り」は、外側からの
人工的なものではなく、その人のプロセスに合った
「プロセス指向的」、「創発的」、「プロセスマインド」的な
「オーダーメイド」、「テーラーメイド」仕様のものです。

本人のプロセスに合った仕組みやルールですので、効き目があり、有益です。

(3)プロセスワークは、有事、極限状態、危機状態に、特にその力を発揮します。

プロセス指向的「危機介入法」についても学びます。

(4)事例・症例検討会は、ケースを、「長期的&全体的」視野から、
「望遠鏡」で見るように捉え、検討して、読み込んでいきます。

(*これは、「いま・ここの」プロセスを「顕微鏡」で覗き込むように捉える
「ライブスーパー・ビジョン」と異なります)

それには、「俯瞰的」、「鳥瞰図的」視座が不可欠ですが、そのためには、
特別の「アウェアネス(自覚)」をトレーニングする必要があります。

このセミナーでは、事例・症例検討に不可欠な、
「長期的視野からケースのプロセス全体」を把握するための
アウェアネスを鍛えるために、今回は『プロセスマインド』に毎回着目します!

*プロセスマインドを、現在翻訳中です。プロセスワークの最も新しい成果を、
この連続講座に活かしていきたいと考えています。

*最も実践的なクラスの一つである事例・症例検討会への、みなさまのご参加を
こころからお待ちしています。

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日時:①2/13(月)~、毎月第2月曜日19:00~20:50、月一回、全10回
   ②3/6(火)~、毎月第1火曜日19:00~20:50.月一回、全10回

定員:2つのクラスとも若干名の方を募集いたします。先着順です。

参加費:初めてご参加の方 138,000円

    2回目ご参加の方 126,000円

    
講師:富士見ユキオ、岸原千雅子

ご連絡先:プロセスワーク研究会
fax:03-5570-2860
E-mail:
URL:www.fujimi.in