会長・諸富からのメッセージ 2011年7月

「今、この瞬間を、こころをこめて生きること」

年に一回の定番!
最高に楽しくて、深い気づきに満ちたワークショップ
7月16日―17日「自分を深く見つめ、自分らしく生きる」ために
――「人間性心理学体験ワークショップ」開催迫る!

みなさん こんにちは
諸富です。

さて、いよいよ、学びのシーズンの到来です!
7月16日 – 17日
年に1回の定番、人気ワークショップ
「人間性心理学体験ワークショップ」の開催が迫ってきました!

人間性心理学とは、何でしょうか。
カールロジャーズの主著『オン・ビカミング・ア・パーソン』(邦訳『ロジャーズが語る自己実現の道』)のタイトルが示しているように、人が、人になること。

「あぁ、これが私だ!」
「私は、ほんとうは、こう生きていたかったんだ」
「私のこころが、深いところで、本当に望んでいたことは、これだったんだ!」

そんな「気づき」を得ていく心理学、それが人間性心理学です。
自分のこころのメッセージを聴きながら、より自分らしい自分になっていく。
それが、人間性心理学です。

このワークショップでも
ロジャーズのクライアント中心療法
ジェンドリンのフォーカシング
パールズのゲシュタルト療法
フランクルの実存分析
マズローの自己実現論や至高体験
などのエッセンスをきちんと紹介しながら
それを自分自身のこととして、深く体験していくことができるように、さまざまなワークをおこなっていきます。

カウンセリングやコーチング、エンカウンターなどの一番のベースになっているのが、何といっても、人間性心理学なのです。

ですので、「どのワークショップに参加したらいいですか」とたずねられた方に、「まずはこれから!」とお勧めしたいのが、7月の人間性心理学体験ワークショップです。

人間性心理学のそれぞれのアプローチのエッセンスをしっかり踏まえながら、ジャズを演奏するように、諸富がオリジナルに組み立てながら、最高に楽しくて、深い気づきのあるワークをおこなっていきます。

ワークショップははじめて、という方も、どうぞ、いらしゃってください。「まずはこの人間性心理学体験ワークショップから!」が、学びの定番コースです!

昨年までやっていなかった新しいワークも、どんどんおこなっていきますので、これまで参加されたことのある方も、ぜひいらしてください。

特に、今年の中心テーマは、「今、この瞬間を、こころをこめて生きること」
これです。

3・11の大震災で、いろいろなことを感じ、考えられた方も少なくないと思います。

その中で、私がこころにとどめておきたいこと、
それは、
私たち無力な人間にできること
それはただ、「今、この瞬間をこころを込めて生きる」
ただ、このことだけだ、ということです。

「人生で、一番大切なことって何だろう」・・・
そんなことを自分に問うていったとき、出てきた答えが

「今、この瞬間をこころを込めて生きる」

やはりこのことなのです。

そんな、思いと、たましいのこもったワークショップをおこないます。
ぜひみなさん、ご参加ください!


■2011年7月16日(土)17日(日)
人の目を気にせず、「自分らしく」生きるために!
こころのメッセージに耳をすます
人間性心理学体験ワークショップ

あなたは今、「自分を生きている」実感がありますか? 「これが自分だ」と実感できる自分らしい人生を生きること、「生きる意味」を実感しながら生きていけること。すなわち、個人の自己実現と人生の意味発見の援助が人間性心理学(ヒューマニスティック・サイコロジー)の目的です。「自分らしく生きるための心理学」です。

「自分」に深くふれて、より「自分らしい自分」になっていく変化のプロセスを援助するのが人間性心理学です。ほんとうの自分に気づき、より深く、自分自身の心の声を聴きながら生きるための方法を、アブラハム・マズローの自己実現、パールズのゲシュタルト・セラピー、カール・ロジャーズのカウンセリング、ジェンドリンのフォーカシングなどの人間性心理学に基づいて体験的に学びます。

さらなる“心の成長”、人生における大切な何かへの“気づき”、自分が本来持っている可能性の発揮を目指す方、カウンセリング学習者におすすめのワークショップです。

■2011年8月13日(土)・14日(日)
「運命の声」を聴く!
「スピリチュアルな自己発見」
トランスパーソナル心理学体験ワークショップ
前世、来世、守護霊などの視点から深く自分を見つめる

「私はなぜこの世に生まれてきたのか」「この人生で、何を学ばなくてはならないのか」

私たちの人生から送られてくるさまざまなメッセージに耳を傾ける方法を、トランスパーソナル心理学のエッセンスを中心とした体験学習によって、学んでいきます。ミンデルのプロセス指向心理学やウィルバーの統合心理学、クルツのハコミセラピーなどを取り上げ、自分自身への理解と気づきを深め、運命の声を聞いていきます。

また、「前世」「来世」や「守護霊」といったスピリチュアルな観点に立ったワークを行うことで、「たましいの声」に耳を傾けて「たましいの気づきと学び、自己成長」をめざすワークショップです。

スピリチュアルな自己発見に関心のある方、人生から送られてくるメッセージに耳を傾ける方法を学びたい方、カウンセリングの学習にもおすすめのワークショップです。

日程・会場

【講師】 諸富祥彦
   明治大学文学部教授、日本トランスパーソナル学会長、臨床心理士
【場所】 都内
* 会場は問い合わせのあった方にご連絡します

【参加費】 参加費28,000円
1日のみ参加費16,000円
*アウエアネス会員2,000円割引
 (昨年までに本研究会に参加された方の割引)
*日本トランスパーソナル学会会員1,000円割引

申し込み先

1)ご希望のワークショップ名
2)お名前
3)郵便番号・住所
4)連絡先(電話、FAX、Eメールなど)
5)トランスパーソナル学会会員、アウエアネス参加有の場合はその旨をご記入の上、

メール、ファックス、郵便のいずれかでお申し込みください。

気づきと学びの心理学研究会<アウエアネス> 事務局
郵便の場合:〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学14号館6階B611
「気づきと学びの心理学研究会事務局」

Eメールの場合

*FAXの場合
03-6893-6701

■割引コースのご案内


さて
先月のメッセージで私は、こう書きました。
3・11の 震災をきっかけに、多くの方々が

「自分を見つめ直した」
「人生を、生き方を、もう一度、考え始めた」
「これまでとは、人生の流れが変わり始めた気がする・・・」

そんなふうに語られています。

多くの人にとって、あの震災は
「生きることの意味」を、
「いのちが与えられていることの意味」を、
改めて考えさせられる出来事だったのではないでしょうか。

「私たちは、誰もが、一人残さず、死ぬ」
「そしてその死は、突然、訪れるかもしれない」
「この世のでの“私”は、突然、存在しなくなるかもしれない」
この現実を見つめながら、自分の生き方を根本から見つめなおされた方も少なくないのではないでしょうか。

私にとっても、そうでした。
そして

「本当に大切なことを伝えたい」
そんな思いがワーッと込み上げてきて、このニケ月くらい、ほとんどトランス状態で、何かに憑かれたような状態で、原稿を書いていました。

さて、そんな思いを抱きながら書いた本の第一弾が
いよいよ
明日から先行発売の
『悲しみを忘れないで』(WAVE出版)です。

悲しみを忘れないで
『悲しみを忘れないで』(WAVE出版)
たましいのこもった渾身の一作です。
ひと言
ひと言
こころを刻み込むように書きました。

ぜひみなさん、お手にとられてください。

【年の差婚】の正体 ~なぜ同世代に惹かれないのか~ (扶桑社新書)
また、『ホンマでっかテレビ』などに出演されている牛窪恵さんとの共著『【年の差婚】の正体 ~なぜ同世代に惹かれないのか~ 』(扶桑社新書)

も絶賛発売中です。

以下の本もよろしく!

「とりあえず、5年」の生き方

この本『「とりあえず、5年」の生き方」』には、さまざまな書き込み式ワークシートも入っています。書くだけで、自分を見つめる「セルフ・カウンセリング」の効果があるものです。

この本の基本メッセージれは、次の5つです。

  1. いつかしたい、そのうちやってみたいと思っていることは、先延ばしせず、今、しなさい。そのうちしたいと思っていることは、前倒ししてどんどんおこなっていきましょう。
  2. 人生でもっとも大切なものは時間です。なかでも最も大切なのは、大切な人とのふれあいの時間です。なぜならそれは、二度と戻ってはこないからです。仕事のスケジュールを手帳に書き入れる前に、大切な人とのふれあいの予定(例:娘と映画にいく時間、恋人と食事にいく時間など)を先に入れてしまいましょう。
  3. したいかしたくないか自分でもよくわからないことは、しない、と決めましょう。そんんな無駄な時間は、あなたにはないのですから。だらだらと習慣化した無駄なことに時間を浪費しないように、NOT TO DO リスト(これはしてはならない、ということのリスト)をつくりましょう。
  4. いったん立てた目標に固執するのは、やめにしましょう。無駄だと思ったら、思い切って捨て去りましょう。
  5. 2週間以内に何もはじめない人は結局、いつまでたっても何もしない人です。人生を変えるためには、どんな小さなことでもいいので、2週間以内に何かを実行することです。

ほかにも、次の本が発売中です。

明治大学で教える「婚育」の授業 (青春新書インテリジェンス)

『明治大学で教えていく「婚育」の授業』(青春出版)。大学でおこなっている「結婚能力育成トレーニング」の実際が紹介されています。

4837965717

『読むだけで心のクヨクヨがふっきれる22の方法 (王様文庫)』。

この本は、人の目を気にせず、自分らしく生きるための技術を、わかりやすく、さらっと伝えてあります。だけど、読んでいただくと、わかりますが、結構深い内容も書いています。

男の子の育て方~「結婚力」「学力」「仕事力」。0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。~ 4872905016

また大好評の『男の子の育て方』につづいて多くの方に読んでいただいているのが『女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。0~15歳児の親が必ずしておくべきこと。~』 です。

わが娘にしあわせにってほしい・・・と願うすべての親御さんに「女の子がほんとうに幸せになるための、とっておきの秘訣」をわかりやすく伝えてあります。

自分一人でも生きていける「自立力」と、「愛され力」の二つが、女の子の幸せのキーワードです。

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最後に、カウセリングを学んでいる方、教えている方、カウンセラーの方、傾聴を学んでいる方・・・すべての方にぜひ読んでいただきたいのが、今年一番の労作『はじめてのカウンセリング入門』(上 ―カウンセリングとは何か)(下 ―ほんものの傾聴を学ぶ)の2巻です。

この2冊を読むと、カウンセリングの一番大切なことがわかる・・・そんな「決定版」のつもりで書いた5年越しの力作です。ぜひお読みください。

では、また・・・。