幻覚・妄想・神秘体験に対するアプローチ
2008 年に開催された、吉福 伸逸氏によるワークショップ「幻覚・妄想・神秘体験に対するアプローチ」を、好評につき、2009 年4 月に開催します(SEN主催、日本トランスパーソナル学会共催)。新たな内容も加わる予定ですので、前回(2008年9 月)に参加された方にも満足いただける内容になると思います。
吉福氏は、今後執筆に専念されるため、SEN主催、日本トランスパーソナル学会共催の形で開かれるワークショップは、とりあえず今回が最後になりますので、多数のみなさまの参加をお待ちしています。
内容他は、以下のとおりです。(向後 善之)
Contents
内容
従来、周りの人には聞こえない声が聞こえる、見えないものが見える、非現実的と思われるような考えにとらわれているなどの状態があると、幻覚・妄想を伴う精神病理と診断され、投薬治療が施されるのが一般的でした。
しかし、こうした状況を成長の過程における混乱ととらえ、「治す」という視点からではなく、「成長をサポートしていく」という観点からのアプローチが、近年さかんに提案されています。
今回のワークショップでは、セラピストの吉福氏を迎え、従来精神病理と捉えられていたさまざまな状況を「自我構造が変容する際の混乱」ととらえたセラピーのありかたをお伝えしたいと思います。
講師
<吉福伸逸氏プロフィール>
著述家、翻訳家、セラピスト。早稲田大学文学部を中退し、ボストンのバークレー音楽院へ留学。ジャズ・ベーシストとして活躍後、カリフォルニア大学バークレー校にて東洋思想やサンスクリットを学ぶ。 (株)C+Fコミュニケーションズ、(有)C+F研究所を創設。
日本に初めてニューエイジ、ニューサイエンス、トランスパーソナル心理学などの分野を体系的に紹介。著書に『トランスパーソナルとは何か 増補改訂版』(新泉社)、『トランスパーソナル・セラピー入門』(平河出版社)、翻訳に『意識のスペクトル』(春秋社)、『無境界』(平河出版社)、『タオ自然学』(工作舎)等多数。1989年以降、ハワイ在住。
日時、場所、参加費
【日時】
集合:2009年4月10日 13:00
解散:2009年4月12日 15:00
【場所】
南伊豆休暇村です。
http://www.qkamura.or.jp/izu/
富士箱根伊豆国立公園
〒415-0192 静岡県賀茂郡南伊豆町湊
TEL:0558-62-0535
●JR新幹線熱海駅より伊豆急線で約90分、下田駅下車。
下田駅バス4番乗り場より東海バス休暇村経由石廊崎行きで25分、休暇村前下車すぐ。
●JR東京駅より特急踊り子号で約2時間45分、下田駅下車。
下田駅から上記と同じです。
(問合せ/東海バス:0558-22-2511)
【参加対象】
医師、看護師、セラピスト、カウンセラー、ソーシャルワーカー、及び、医療、臨床心理、ソーシャルワーク領域を勉強中の学生、幻覚・妄想・神秘体験といった症状に悩まれた経験のある方及び、その家族の方々。
【参加費】
一般 70,000円
SEN、トランスパーソナル学会会員 50,000円
申し込み、その他
info*rosaneko.net(*を@に変えてください)
【SEN JAPAN ホームページ】
http://senjapan.blog110.fc2.com/
【主催】SEN Japan
【共催】日本トランスパーソナル学会