「不完全さのスピリチュアリティ 〜過剰適応からの癒しと解放のために〜」

*関係セミナー情報です。問い合わせ・申込みは主催者まで*

「不完全さのスピリチュアリティ
〜過剰適応からの癒しと解放のために〜」

開催日:1月30日(日)10:00〜17:00

開催方法:zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)

ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからの
オンラインでの受講が可能です。

当日ご参加できない方も、あるいはセミナー終了後でも、
音声&資料データのダウンロード、あるいは
USB(音声データ)&資料をお送り(お渡し)する形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

*下記フォームからお申し込みいただけます。
クリックしてご活用ください。
https://docs.google.com/forms/d/1Jn-DO83h7ic-15622eBJM4Lwi3RoJBRVJe1er36KQBA/viewform?edit_requested=true

*zoomオンラインでのご参加を希望される方には、事前に  
テキストをpdfファイルでご送付いたします。
その場合はお申し込みを1月28日(金)までにお済ませください。

*その他お問い合わせ・お申込みは、以下にお願いします。
Mail:
Fax:03-5570-2860

1)「不完全」「欠陥」「限界」と聞いて、あなたは
どう思いますか?

「ダメだ」「劣っている」「努力やガマンが足りない」などと
マイナスのイメージを抱くでしょうか?

今回のセミナーでは、不完全、欠陥、限界に「スピリチュアリティ」
を見出すアプローチと取り組みます。

それは、あなたに解放や癒し、自己肯定感や自信を
もたらし、十全に生きる力を養ってくれます。

暮らしに、レジリエンス(粘り強さ、弾力、復活力)や
希望を与え、赦(ゆる)しを喚起します。

2)「不完全さのスピリチュアリティ」とは、すなわち、
地に足の着いた「素面(sober)」のスピリチュアリティ
のことです。

「スピリチュアル」と聞くと、「完璧」「理想的」「無限」
「天国」「光」といったイメージを抱くかもしれません。

しかし、それとは質の異なるスピリチュアリティが、
古今東西、世界中にあります。

それは、「不完全」「欠陥」「限界」「地獄」「闇」に
スピリチュアリティを見るアプローチです。

日常に根差した、「素面の」スピリチュアリティです。

あなたは、こうしたピリチュアリティにご関心がありますか?

3)「不完全さ」をマイナスなものととらえ、
「完璧さ」や「理想」、「光」や「正しさ」「優越」を
求めようとすると、私たちの人生や心はどうなるでしょうか。

「完璧主義」で、自分も他人もコントロールしようとする。

老いも若きも、相手の顔色を読み、期待に応え、
人の思いに裏切らない、パーフェクトな自分であろうとする。

そうすべき、そうしなければならない、そうできる、と思い込み、
はまってしまうのが、「過剰適応」という生存戦略です。

この苦しい生き残り戦略である「過剰適応」からの
癒しや回復のカギを、「不完全なスピリチュアリティ」に
見出していくのが、今回のセミナーの目的です。

4)あなたは、「金継ぎ」をご存知でしょうか。

それは、欠けたり割れたりした器を、
漆を使って修復し、金で装飾する伝統的な技法です。

「金継ぎ」によって修復することで、陶磁器はよみがえる
のみならず、壊れる前より強靭で、美しく、価値あるもの
へと変容していきます。

欠けや割れがあることによって、元の器に、よりしなやかさ、
粘り強さ、強靭さがもたらされる。

金継ぎの精神は、人生の失敗や傷つきを、むしろ
より美しく、価値あるものへと高めるための変容の好機
ととらえます。

(注:「千利休」は、金継ぎに象徴される、不完全さや
欠け、割れ、欠陥のスピリチュアリティを心から敬い、
生きたた人物の1人です。

千利休を参照し、不完全さや限界、欠陥のスピリチュアリティ
について取り組むことも試みます)

5)次に、「ブリコラージュ(bricolage)」から
見てみましょう。

「ブリコラージュ」とは、すでに手元にあるものを寄せ集めて、
組み合わせ、新たな別のものを生み出す、創造的な仕事
のことを指します。

これは、構造人類学者のレヴィ=ストロースによって
紹介された「野生の知恵」です。

「器用仕事」とも訳され、その場で手に入るものを集め、
工夫や試行錯誤によって、即興的に作り上げられる
設計図のない営み。

冷蔵庫にある残り物からありあわせの一品を作ったり、
穴の開いたジーンズにパッチワークを施(ほどこ)して、
個性的に仕上げたりすることが、その例です。

こうした作業をする人を「ブリコルール(bricoleur、職人)」
といいます。

セミナーでは、精神や生き方の「ブリコルール」について
取り組みます。

6)金継ぎ、ブリコラージュ、パッチワークの背景にあるのが
不完全、限界、欠陥や短所を受け入れ、肯定する
スピリチュアリティです。

それは、人間とは生来、不完全で、欠陥や短所のある存在
ととらえ、それをあるがまま受容し、肯定する
スピリチュアリティです。

「もったいない」「物や人を大事にする」「エコロジー」
「物を丁寧に扱う、人と丁寧につき合う」
「サステナビリティ」といった精神に通じます。

7)これと真逆なのが、先に述べたように
スピリチュアリティを「完璧」「理想」「真」「正」
「光」「優越」とするものです。

問題は、「完璧」「理想」「真」「正」「光」「優越」を
人間に当てはめようとした場合に生じます。

「完璧」「理想」「真」「正」「光」「優越」にふさわしいのは、
西洋的な一神教的神だけです。

人間にはまったく不適切です。

にもかかわらず、完璧な人間、親、子ども、生徒、弟子、恋人、
男性、女性、友人、社員になろうとする人が多い。

そして、物事を思いのまま支配(コントロール)しようとしたり、
出来ると勘違いしたりする。

8)こうした完璧へのこだわりやコントロール欲求から
生まれるのが、「過剰適応」です。

そこには「自分らしい自分」はありません。

あるのは「偽りの自分」です。

偽りの自分は、自分自身の首を絞め、心身を病む
キッカケになりやすい。

結果、うつや強迫性障害、ためこみ症、摂食障害、
自己愛性パーソナリティ障害、アルコール依存、
ギャンブル依存、DV(家庭内暴力)などにもつながり
かねません。

9)その背景には、(偽りの)自分への買いかぶりや優越感と、
弱さの否定、間違いや不確かさへの耐性の無さおよび嫌悪が
あります。

完璧でなくなったり、コントロールを失うと、
(偽りの)自分の価値はなくなり、底なしのブラックホールに
どこまでも落ちていく、と妄信し恐れていたりします。

10)それをごまかし、自分が強くて大きくなった
気分にしてくれるのが、空騒ぎ、バカ騒ぎ、興奮、
刺激、輝き、アルコール、覚せい剤、暴力です。

しかしそれらは、真に必要としているものを決して与えません。

なぜでしょうか?

11)理由の1つを述べると、「大地」がないからです。

そのため、地に足をつけることができません。

自分の足で立つことができません。

浮わついた気分を落ち着かせることができません
(落ちて着地するところがないためです)。

12)「不完全さのスピリチュアリティ」は、
人間が生来、またスピリチュアリティそのものが包含する、
障害、失敗、短所、傷、ヒビ割れを肯定するものです。

また、不確かさ、わからなさ、理不尽さ、不運に開かれたものです。

13)そのためには、詩人ジョン・キーツが述べた
「ネガティブ・ケイパビリティ(負の能力)」、
ソクラテスやプラトンの言う「無知の知性」が、欠かせません。

また「答え」ではなく、「問う」能力を鍛え、洗練させる
必要があります。

14)特に大事なのは、不完全、限界、欠陥、中途半端を
肯定し、フィットする「コンテイナー(容器)」の創造です。

そのことで、あなたは、不完全、限界、欠陥がもたらす
「驚き」や「不思議」にオープンになることが可能になります。

すると、あなたの人生に、共時性、神秘、奇跡が
訪れ始めるでしょう。

15)「不完全さのスピリチュアリティ」は、
あなたが不完全さや短所、傷を持っていることに
向き合うことから生まれるスピリチュアリティです。

さらに、あなたの両親や友人、先生や先輩、知人もみな、
不完全でひび割れ、欠けを備えていること、
それを受け入れることのできるスピリチュアリティなのです。

それは、あなたの苦しい生存戦略である「過剰適応」や、
完璧さへのこだわり、コントロール欲求を和らげ、
あなたを解放し、自由をもたらしてくれるでしょう。

あなたが、今ここで、粘り強く、十全に生きることを
支援するでしょう。

16)あなたは、地に足の着いた「素面(sober)」の
スピリチュアリティと、それがもたらす解放、自由、変容に
ご関心がありますか?

今回、「不完全さのスピリチュアリティ〜過剰適応からの
癒しと解放のために〜」に興味のある対人援助の専門家、
専門家を目指す方、初めて聞く内容だけれど、
日々の暮らしに、また家族、ビジネスに活かしたいと
考えている一般の方、初心者の方、そして難しいテーマを
自己成長や自己実現の糧にしたいあなたの、
セミナーへのご参加をお待ちしています。

当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

☆データのダウンロードにて、音声&資料を
ご購入いただくことも可能です。

*SNSなどを通じて、お知り合いの方に、
このセミナーをご紹介いただけると幸いです。
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日時:1月30日(日)10:00〜17:00

開場:9:50

開催方法:zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)

ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからの
オンラインでの受講が可能です。

(zoomオンラインでのご参加を希望される場合は、
事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので、
1月28日(金)までにお申し込みください)

講師:

富士見ユキオ
開業カウンセラーとして、33年目。
夫婦セラピスト、ファミリーセラピスト
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)
米国トランスパーソナル心理学研究所に、
日本人として初めて留学する。MA(修士)
認定プロセスワーカー
(日本にプロセスワークを紹介、導入する)

岸原千雅子
臨床心理士、「アルケミア」こころとからだの相談室代表
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
英国IFA認定アロマセラピスト
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
日本ホリスティック医学協会理事
日本トランスパーソナル学会理事

参加費:20,000円+消費税(10%)

*当日ご参加できない方向けに、セミナー終了後でも、
USB&資料の郵送にて、あるいはデータのダウンロードにて、
セミナー内容を販売しています。

USB(音声データ)&資料購入の場合は、郵送費込で1,800円プラス、
ダウンロード(音声&資料データ)の場合は手数料(500円)のみのプラスで、
ご提供いたします。

*下記フォームからお申し込みいただけます。
クリックしてご活用ください。
https://docs.google.com/forms/d/1Jn-DO83h7ic-15622eBJM4Lwi3RoJBRVJe1er36KQBA/viewform?edit_requested=true

お問い合わせ・お申込み先 :
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
(IPP)事務局
Mail:
Fax:03-5570-2860

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《今後のセミナーご案内》

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《新連続講座のご案内》

☆「錬金術的家族療法〜見えない家族の「宝」を見える化する試み〜」

開催日:2022年1月7日(金)スタート
毎月第1金曜日19:00〜20:50、全10回

《開催中の連続講座・ご案内》

☆「クリニカル・ディヴィネーション 〜運と縁と偶然を生きる心理学〜」 

開催日:10月22日(金)スタート
毎月第4金曜日 19:00〜20:50、全10回

☆「濃密なウェルビーイングとライフスタイルのデザイン」  

開催日:7月8日(木)スタート
毎月第2木曜日 19:00〜20:50、全10回

※セミナー、連続講座とも、USB音声データと資料で、
およびデータのダウンロードにてご購入いただけます。
(詳細は、お問い合わせください)