多次元的カップル/夫婦療法入門
*関係セミナー情報です。問合せ・申し込みは主催者まで*
新・連続講座『多次元的カップル/夫婦療法入門』
5月25日(月)スタート!
毎月第4月曜日、19:00~20:50、合計10回
先着順です。
小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます。
(1)あと、たった10年後の2025年には、
65歳以上の夫婦のみの世帯、および単身者世帯が、
国全体の世帯数の、何と<4分の1>を超える
12,700,000(1,270万)世帯になると予想されています。
2025年に65歳と言うと、今、55歳の人たちです。
そこから上の世代では、単身者も少なくないのですが、
夫婦<のみ>のファミリーも、圧倒的に増えます。
(2)こ の何年かの間、私たちのカウンセリング・ルームでも、
夫婦療法、カップル・セラピーのニーズ(需要)が、とても増加しました。
今後、人数的に圧倒的に多い、団塊の世代(現在60代半ば~後半の人たち)
を中心とした夫婦やカップルの訴え、
あるいは、上述した50代~40代後半夫婦やカップルの関係性の問題が、
大変多くなると考えています。
(3)夫婦やカップルについて、
重要課題の1つとなると予想されているのは、
都会やその周辺部に暮らす夫婦やカップルが、
「地縁」も「血縁」も<薄く>、退職後は、「職縁」も<失う>、
といったことです。
そうなると、生活空間が、夫婦・カップル(のみ)という
閉じられた世界になってしまいがちです。
こうした中高年、老年の夫婦やカップルが、これから急増します。
にもかかわらず、「お互いに向き合い方がわから<ない>」夫婦/カップルが
圧倒的に多いことでしょう。
(4)(親密な)他者との関係がない/関係が薄い夫婦が、
夫婦のみの世帯になったとき、
どう暮らしていくのか。どう生きていくのか。
その心がまえやノウハウがない夫婦やカップルが、
二人きりの世帯になったときに、あらためて
夫婦療法の必要性が、より現実的になります。
それでも、
妻(女性)には、薄いながらも別の「縁」を持って、
友人や社会と関わっていく人も多いでしょう。
しかし、夫(男性)は、妻以外の縁は、(全く)ない、と言う人も、
すでにたくさん見られます 。
が、夫は妻と、また妻も夫と、
どうコミュニケーションを取ればいいか、ワカラナイでいます。
(5)日本は、夫婦やカップル単位で物事を考えたり、行動することが、
とても少ない社会です。
夫婦単位で向き合ったり、コミュニケーションを図るトレーニングや教育が、
皆無(に近い)です。
にもかかわらず、心身が弱った人生の晩年に、「やり残された仕事」として、
(閉じられた生活空間の中で)
夫婦/カップル関係を突きつけられる人たちも少なくありません。
最後に、(それまで積み上げられた、あるいは、積み上げられなかった)
夫婦関係と向き合わされる人が多くなるでしょう。
(6)が、それは、高齢者に限らず、若い人たちのテーマでもあり ます。
私たちは、10代、20代の若いカップルや夫婦のセラピーも
積極的に行っていますが、
同じように、カップルとして、夫婦として向き合えない、対話できない
人たちは、大変多い。
(7)夫婦やカップルは、「自然」にしていれば、
あるいは「何とか毎日それなりにやり過ごしていれば」
上手く行く/何とかなるものでは、ありま<せん>。
そのことは、男性よりも女性や子どもたちが
よく知っていることです。
(8)良質な・豊かなカップル/夫婦関係には、
『日々の、<人工的な>、戦略的(ホリスッティック)な、アウェアネスの積み重ね』
が必要です。
「アウェアネス」は、「目覚めていること/意識的(コンシャス)であること」
を、意 味します。
それは、最初、難しかったり、恥ずかしかったり、
めんどくさかったり、ぎこちなかったりします。
しかし、トライ・アンド・エラー・アンド・トライの精神での、
地道な積み重ねが何より大切です。
(9)さて、日本では、トレーニングを積んだ「カップル/夫婦療法」の専門家(自体)が
ほとんどいないのが、現状です。
それ以前に、「カップル/夫婦療法」や、
その意義や有用性の<認知度>が(そもそも)とても低いのも、
大変残念な実情です。
「夫婦療法」の視座は、「家族療法」や「ファミリー・ビジネス」の
『コア/核』とも言えるにもかかわらず。
それは、「個人(療法)と「家族(療法)」の『架け橋』となる
観点であるにもかかわらず。
またそれは、「個人」セラピーや「個人」コーチングに深み/奥行を増し、
より豊かなものにするにもかかわらず。
(10)この講座は、今後、実際に需要がとても高まると考えられる
「カップル/夫婦療法の<基本>」を、1から徹底的に学ぶものです。
深層心理学や人間性/トランス パーソナル心理学は、
夫婦療法や家族療法と違い、「カップル」や「夫婦関係」に、
例外を除いて、積極的な注意を払ってきませんでした。
その中で、プロセスワークは、例外的に「カップル/夫婦療法」を、
専門領域の1つとしてきました。
(ミンデル著『人間関係における未知なるもの』<日本教文社>
を参照してください)
私たちは、プロセスワーク指向の「カップル/夫婦療法」を
20年にわたり地道に実践してきました。
その特徴の1つは、『多次元、多面的』である点です。
(講座で、詳細します)
11)この連続講座は、プロセスワークに、
ミニューチンを初めとするいろいろな家族療法、
(新)精神分析、一部のユング心理学などの知見を加 えた
「ホリスティック的、トランスパーソナル的な
<多次元的>カップル/夫婦療法」を、学ぶものです。
カップル療法、夫婦セラピー、関係療法に関心がある人、
それらを基本から学びたいセラピスト、コーチ、コンサルタント、ケースワーカー、
プロセスワーカー、ファシリテーターのご参加をお待ちしています。
この講座の利点の1つは、「カップル」、「夫婦」、「関係性」に、
「コンシャスであろう/意識的であろう」という人たちと、一緒に学び、
切磋琢磨(せったたくま)し合い、応援し合える点です。
その意味でも、お勧めの講座です。
・初心者の方、一般の方のご参加も大歓迎いたします。
・この連続講座について、口コミ、SNSなどで、
お知り合 いの方に、告知していただきましたら幸いです。
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日時: 第1回目5月25日(月)
毎月第曜日、19:00~20:50、計10回
会場:都内赤坂
(小さな会場ですので、満員になり次第締め切らせていただきます)
*先着順です。
講師:富士見ユキオ
認定プロセスワーカー、
トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
相続アドバイザー協議会認定会員、
交渉アナリスト1級日本交渉協会認定
岸原千雅子
ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
臨 床心理士、
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
相続アドバイザー協議会認定会員、
交渉アナリスト1級日本交渉協会認定 、
英国IFA認定アロマセラピスト
参加費:連続講座のご参加が初めての方、110,000円+消費税(8%)
2回目の方、105,000円+消費税
3回目の方、100,000円+消費税
5回目以上の方、95,000円+消費税
お問い合わせ先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail: