「うつ/双極・気分障害の<多様性と多次元性>~ナチュラル・ローの勧め~」とプロセスワーク・セミナー

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4/19(日)10:00~17:00

「うつ/双極・気分障害の<多様性と多次元性>
~ナチュラル・ローの勧め~」とプロセスワーク・セミナー

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※「初心者」、「一般の方」も、大歓迎させていただきます。

※先着順とさせていただきます。
ご関心がある方は、お早めにご連絡ください。

1)「うつ」をテーマとしたプロセスワーク・セミナーです。

「うつ」だけでなく、「躁(そう)」にも着目し、「うつ」と「躁」を
一つの全体として、ユニットして取り上げます。

「うつ」を「躁」と対比することで、両者をより良く理解することができます。

「うつ」を『多次元』的に捉えることで、
プロセスワークやトランスパーソナル心理学の
特徴や良さを、活かすことができます。

さらに、「ナチュラル・ロー(natural low)」、
「落ち着いた<低い、low>状態の<自然さ、natural>や豊かさ」に
ついて考えます。

2)平成に入って、NHKなどのマスメディアが何度も取り上げたことで、
「新型うつ」が着目されるようになりました。

「新型」と「旧型」とでは、何が、どう違うのでしょうか?

その両者には、似たところもあれば、まったく異なるところもあります。

「新型」と「旧型」の共通点と相違点をよく知っていることは、
「うつ」を患っているご本人、そのご家族、
また、医療関係者、カウンセラー、セラピスト、コーチにとって、
とても重要かつ有益です。

3)「うつ」は、心療内科や精神科クリニックで、
最も多い訴えの一つです。

カウンセリングでも、「うつ」そ のもの、
また他の悩みや症状の一部/あるいは関連としての「(軽)うつ」は、
とても多く見られます。

対人援助職の専門家の人には、その基本と最新の情報や知見について、
くり返し学んでいただきたい症状です。

4)日本では、ここ数年減ってはきたものの、
毎年、平均して3万人弱の自殺者が出ています。

そのうちのかなりの割合の人が、
「うつ」や「躁うつ」を患っていると言われています。

その中でも危険な1つは、中高年男性の「うつ」および「躁うつ」です。

「新型うつ」は、若年層に多いのですが、
「旧型うつ」は、今でも中高年層を中心に少なくありませので、
今回のセミナーを「うつ」や「躁うつ」の基本について学ぶ機会として
ご利用ください。

(注:医師に参加していただきますので、
「医学的診断」や「薬」について、聞くことができます)

5)「旧型うつ」と「新型うつ」の共通点は、以下の通りです。

(A)朝起きられない、(B)死にたくなる、
(C)意欲が出ない、(D)集中力、思考力が出ない、続かない、
(E)心身の疲労感がある、など。

6)次に違いを述べます。

まず、「旧型うつ」ですが、
それは、「定型(ていけい)」、「メランコリー(親和)型」として
知られています。

「旧型うつ」を患う人には、次のような特徴があります。

(A)真面目で律儀
(B)周りへの配慮がある
(C)融通がきかない
(D)脅迫的 (E)仕事熱心
(F)責任感があり、自分を責める
(G)自分1人で 問題を抱える
(H)がんばりすぎる
(I)「うつ」であることを隠す など。

7)一方、「新型うつ」は、「非定型」「ディスティミア(親和)型」などと呼ばれ、

そこに「逃避型」や「双極Ⅱ型障害」が加わります。

新型うつには、以下のような特徴があると言われます。

(A)責任を回避する~責任の伴う役割や仕事を避ける~
(B)問題を人のせいにする/他罰的
(C)嫌なこと/仕事をするときには「うつ状態」になるが、
自分が好きなことをやっているときは、そうならない。
(例:「うつ」で休職中に、ハワイ旅行を楽しんだり、
同窓会の幹事を積極的に引き受ける、など)
(D)過食や過眠になりがち
(E)体重が増える
(F)うつであることを、公言する など。

8)概して「旧型」は、昭和の時代に多かった「うつ」で、
中高年、熟年層が罹(かか)りやすいのに対し、

「新型」は、若年層に多く見られ、
平成に 入って患(わずら)う人が増えました。

その違いは、「年齢」にも関係ありますが、
「時代背景や社会情勢」も影響しています。

このことについても、セミナーで考えます。

9)「旧型」と「新型」には共通点もありますが、相違点も多々ありますので、
アプローチの仕方を、「変え」なければなりません。

たとえば、「旧型うつ」には、「神経症水準」的なかかわりが有効です。
理由は、「旧型うつ」を患う人には、
相当程度の「自我の成熟」が見られるからです。

一方、「新型うつ」には、
「未成熟な自我」を育成する「養育」や「教育」を含んだ、
「コンテイニング」的関与が不可欠です。

それに対して、「旧型うつ」には、
(コンテイニングではなく) 「コンテイナ(心的容器)」が有益です。

その「違い」は、大変重要です。セミナーでしっかりと学びます。

10)さて、「うつ」には、「死」の危険が隣り合わせです。
『医療』との連携は、不可欠です。

医療とのコラボレーション(連携)の仕方や、
コ・クリエイション(共創/協創)についても考えていきます。

日本では、少し前までは~たとえば河合隼雄氏らは~、
心理士が、医療との連携なしに、
「うつ」に対する心理療法/カウンセリングを行うことに
慎重/否定的でした。

その点も踏まえて、このセミナーでは、「うつ」について、
その基本から学びます。

「うつ」への取り組みの「リスク」と「可能性」についてお話します。

11)今回の セミナーでは、「うつ」を『多次元』的に捉えます。

「夢次元」、「ドリームボディ」、「ドリーミング」の『次元』を考慮することで、
医療とは異なる「うつ」へのアプローチを学びます。

(次回に続きます)

*無料メルマガ配信しています。
お問い合わせ先:gdmwx113@ybb.ne.jp

※このセミナーは、「うつ」への多次元的なアプローチの基本を
学ぶものです。

「うつ」への取り組みに関心のある方のご参加をお待ちします。

「初心者」「一般の方」も、大歓迎させていただきます。

最近の若者に多いとされる「新型うつ」について知りたいという
各種組織屋団体の人事やメンタルヘルスに関わっている方にも、
おすすめのセミナーです。

※このセミナーについて、お知り合いの方に、
ホームページ、ブログ、フェイスブック、ツィッター、クチコミなどを通して、
お伝えいただきましたら幸いです。

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日時: 4月19日(日)10:00~17:00

開場:9:50

会場:都内
先着順とさせていただきます。
ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。
    
講師:富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員

   岸原千雅子
    ミンデル夫妻認 定プ ロセスワー クのセカンド・トレーニング教師、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト

参加費:20,000円+消費税(8%)

     *先着順です。

お問い合わせ先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
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