実践的コミュニケーション心理療法入門

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10/12(日)10:00~17:00
  
「実践的コミュニケーション心理療法入門」

先着順です。

1)私たちは、25年間にわたり、日々の臨床を積み重ねてきました。
オリエンテーションとしては、
プロセスワークや深層心理学、トランスパーソナル心理療法というディープなもの、
ドリームボデ・ィワークや心身相関的なもの、
また、人間関係を支援する意味から、
間主観的アプローチ、対象関係論、対人関係論といった
ネオ・フロイディアン(新しい精神分析)的なもの、
加えてカップル・夫婦療法および家族療法を参考にしてきています。

2)そうした中で、最近改めて感じるのが、日本人の多くの人の、
〈コミュニケ ーション・リテラシー(communication literacy、
=コミュニケーションについての「いろは」/「読み書き」/「基本」)能力〉の低さです。

カップル/夫婦療法、家族療法を行ったり、
企業に委託されたコーチングなどに従事していると、
「コミュニケーション・リテラシー」の大事さを、痛感します。

「コミュニケーション・リテラシー(読み書き)」は、夫婦関係、親子関係、
ビジネスでの人間関係などを良好なものにします。

にもかかわらず、多くの人が、コミュニケーションの「いろは」を知らないために、
機会損失をこうむり、チャンスを活かせなかったり、
人間関係上の不必要な誤解を招いていたりと、
もったいない&残念な経験をしています。

このセミナーでは、「コミュニケーション・リテラ シー」「コミュニケション能力」
を身につけるための、
「実践的コミュニケーション心理療法入門」です。

3)「良好なコミュニケーション」は、
人工的に、作為的に、意図して学び、『習慣化』させ、『身につける』ものです。

しかし、多くの人は、そうは思っていません。

コミュニケーションは、
「育っていく過程で、なんとはなしに/自然に」身につくものだと
考えているのではないでしょうか?

エネルギーと、時間と、気力/集中力とを向けて学び、
練習して身につけるものだとは、
思っていない/気づいていないのでないでしょうか?

4)それに対して、たとえば、アメリカでは、「コミュニケーション」は、
人工的に、意図的に学問として学ぶもの、と 考えられています。

アメリカの大学には、「コミュニケーション」のクラスのない大学は
ない、と言えるほど、数多くの教育機関でコミュニケーションを教えています。

「コミュニケーション」学科や学部も、大変多くあります。

それは、1つには、アメリカが多民族/異民族の集まった国で、
同じ英語を話していても、出身民族/出身国が違えば、
理解し合うのが困難、ということがあります。

そのためもあって、「コミュニケーション教育」が盛んに行われています。

5)一方、日本は、(一応)単一民族国家とされていて、
そこでは、(単一民族がゆえに)わざわざコミュニケーションということに、
着目/配慮しなくても、
「〈あうん〉の呼吸で、暗黙の理解」 が成立する、
だから、コミュニケーションを、わざわざ学問の1つとして、研究、実戦、
トレーニングする必要はない、ということなのだと思います。

「コミュニケーションなんて、人工的で作為的な、ヤボなことは言うな。
うちの家族は/会社は、そんなことしなくったって上手くいってる」、
と、言いたいのかもしれません。

日本の教育機関、たとえば大学では、
コミュニケーションを、教えるところはとても少なく、
コミュニケーション学科や学部などはほとんどありません。

6)このセミナーは、「コミュニケーション能力」を身につけるためのものです。

コミュニケーションについて、多次元的&統合的に学びます。

以下に、このセミナーで学ぶことの一部を 記し ます。

(A)「相手の立場に立った」相手に伝わるコミュニケーション

(B)相手に伝わるコミュニケーションのための、
「自分で自分の話しを<区切る/仕切る/ブレーキをかける>能力とその効用」
~コミュニケーションにおける「境界」の大切さ~

(C)「I(私)を主語とした」伝え方

(D)「Why(なぜですか)?」を活用した『対立話法』

(E)状況/文脈(コンテキスト)と、TPO
~T(時間)P(場所)O(機会)~を意識したコミュニケーション

(F)ヒエラルキー/階層と、ランク/序列を意識したコミュニケーション

(G)コミュニケーションの途中で、
それまでの話しを「いったん区切って、まとめ」て
振り返ること/確認するこ との大切さ

(H)「今と違う話をしていいですか」、といった
『前置き/接続詞』を入れる話し方

(J)『水を差す方法』

(K)空気をあえて読まない/空気を無視する、
話をあえて無視する/聞かない方法

(L)鈍感力/麻痺力/顔の面が分厚いこと

(M)(身を)かわす方法

(N)心を使わ「ない」コミュニケーション法

(O)自分の内面(多様性)と「内的対話」を『意図』しながら、
同時に、目の前の相手と「外的対話」をする、
『縦横の円環的』コミュニケーション

(P)「メタスキル(コミュニケーションを行う上での姿勢や態度)」を
「自覚」しながらの対話法

(R)場に錯綜する各ロールを
「1つ1つ/1枚1枚、剥(は)がす/ 分離する」ことと、コミュニケーション

(S)「目的」を意識したコミュニケーション

(T)さまざまな「I(私)」~僕、俺、私(わたし、わたくし)、うち・・・~の
使い分け方/さばき方

(7)以上は、今回学ぶことの一部です。
たくさんの例を参照しながら、読み合わせやロールプレイを使って、
体験的に学びます。

(8)心理療法は、「心理相談」と言い変えられたりしますが、
相談の『談』の文字は、
「(右側に)火が2つ 、火と火、つまり戦火、戦争、戦いの状態」に、
「(左側に)言」、つまり「言葉」/「対話」/「コミュニケーション」で、
(火の燃え盛る対立/戦い/ケンカ状態に)対処する、ことを意味します。

文字通りの戦争、物理的な殴り合い/ケンカにならないためには、
「言」、すなわち、「言うこと」そして、相手の話を「よく聴くこと」、
つまり「対話」や「コミュニケーション」が不可欠です。

それが、心理療法やファシリテーションの基本でもあります。

それには、「言葉の使い方」、『コミュニケーション能力』を訓練し、磨き、
リテラシーを身に着けることです。

※このセミナーは、多くの人が、「教育」を受けることがなかった、
「コミュニケーション」につ いて学び、そのリテラシーを身に着けるものです。

今回は、対人援助職の人のみならず、
このテーマにご関心のあるるみなさまに向けた内容です。

初心者、一般の方のご参加を心からお待ちしています。

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日時:集中セミナー

    10月12日(日)10:00 ~17:00

開場:9:50

会場:都内赤坂、富士見心理面接室:先着順です!
    (会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。  
    ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)

講師:富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級&交渉ナリスト補、

    相続アドバイザー協議会認定会員

   岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級&交渉ナリスト補、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト

参加費:1日20,000円+消費税(8%)

     *先着順です。

お問い合わせ先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:
URL:http://www.fujimi.in/