シャドー(影)とのダンス スティーブン・スクートヴォーダー博士来日セミナー インナーワークと関係性のワークによるトランスフォーメーション

*JTA関係のセミナー情報です。申し込み・お問い合わせは各主催にご連絡ください。

シャドー(影)とのダンス
スティーブン・スクートヴォーダー博士来日セミナー
インナーワークと関係性のワークによるトランスフォーメーション
2014年3月29日・30日 東京にて

国際的なファシリテーター・教育家として評判のスティーブン・スクートヴォーダー博士がふたたび来日します。今回のトレーニングセミナーは、「シャドー」のワークを通じて私たちの個人的な変容を探求していくものです。シャドーとは、私たちが自覚を持っていない、不明瞭で、生きる上で周縁に追いやられている自分自身の一部のことを言います。

私たちは自分の成長や発展に取り組む上で、生活や仕事におけるチャレンジや困難に立ち向かい、手痛い体験から学ぼうとします。また、自分の志すものに近づこうとして努力し、目標を達成しようとしているときもあります。どちらも非常に有効なアプローチで、成長や発達に役立つものです。しかしながら、このふたつよりもさらに重要な発展可能性を示す道筋があり、それこそがこのセミナーのテーマです。

 私たちがすでに持っている自己理解・自己知識を超えて、自分自身の内面に生じる強い衝動や、他者から受けることのある強い反応を探求していくのです。大いなるスペースとオープンさをもって私たち自身の全人的可能性と共に人類全体の可能性を抱擁し、さらなる繊細さや心の豊かさにつながる道の感覚を深く探求していきます。

 このワークショップではプロセスワークの各種ツールを活用し、それがインナーワーク(各自の内面のワーク)でいかに役立つかを見ていきます。体験中心のワークショップで、理論的な解説に続いて各自でのワーク、二人組みでのワーク、グループ対話、具体的事例について質疑応答を行います。

 トレーニングはプロセスワークを研究中の皆さんにはもちろん、自分たちの発達や成長の可能性や取り組み方に関心がある全ての皆さんにとって役立つものです。

プロセスワークについて: プロセスワークは個人及び集団の変容をサポートする学際的なアプローチです。1970年代から1980年代にスイスのチューリヒでユング派の研究者であるアーノルド・ミンデル博士によって開発されました。プロセス指向心理学とも呼ばれ、生活や人生のさまざまな領域において体験される問題や困難を扱う斬新な方法を提供しています。身体症状、人間関係、組織の葛藤や社会的緊張などに対して好奇心と尊敬をもって近づき、個人及び集団の成長にとって死活的に重要な新たな情報をもたらすことで知られています。

プロセスワークはユング派の心理学と物理学とに由来し、「問題に対する解決はしばしば問題そのものに包含されている」と考えます。プロセスワークは実用的で、個人・カップル・家族・集団・組織が大きな効果と創造性にアクセスできるフレームワークを提供しています。

プロセスワークは深層民主主義(ディープ・デモクラシー)の感覚を採用しています。深層民主主義によって、私たちの中に存在する有意義で重要な情報を探り出し、紐解くことができます。同様に、組織においても各人が持っている重要な貢献を組織全体の健全さと有効性のために発掘することができるのです。
参考: www.processwork.org

セミナー講師について:
 スティーブン・スクートヴォーダー博士は、米国オレゴン州ポートランド在住の国際的なコンサルタント・教育家・ファシリテーターです。日本、韓国、南アフリカ、オーストラリア、ロシア、南アメリカ、メキシコ、アメリカ合衆国など世界各地でセミナー、講義、ワークショップを開催しています。心理学を専門としながら、近年では組織変革にフォーカスした仕事をしています。プロセスワーク研究所の前所長であり、プロセスワークの教育プログラムを世界の多くの国々で共同開発しています。ポートランドに在住し、世界中の企業や経営者へのコンサルティング活動を行っています。
参考: www.processconsulting.org

お問い合わせ先: プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:
URL:www.fujimi.in

日時: 2014年3月29日(土)30日(日) 9:30~16:30
会場: 都内
参加費: 1日のみのご参加: 24,150円(税込)
2日間: 46,200円(税込)