ミンデル・ユング・河合隼雄の事例から学ぶ

*JTA関係のセミナー情報です。申し込み・お問い合わせは各主催にご連絡ください。

2013年1月13日(月、祝)(日程が変更になりましたのでご注意ください)

先着順です。セミナー会場が小さいために、即、定員一杯になる可能性があります。
ご関心のある方は、早めにお申し込みください。

「ミンデル・ユング・河合隼雄の事例から学ぶ」

1)ユング派のミンデル・河合隼雄・そしてユング自身の事例から、
心理療法、ファシリテーション、コーチングの実践・実際について学びます。

2)古典的精神分析は、意識で無意識を分析しますが、

古典的ユング派は、<意識と無意識の両方を含んだ全体的場>に属する
『あるトランスパーソナルな意識』から、
意識ならびに無意識に起きているプロセスを直感し、把握していきます。

そこが、古典的ユング派の心理臨床への最大の貢献の一つです

~セミナーで、詳細します~

(が、古典的ユング派も、古典的精神分析と同様に、意識で無意識を分析する、
としばしば誤解されています。

そうした誤解は、実際の臨床実践に取り組まなければ、わかりにくいと思います)。

3)元型派という新しいユング派(たとえばR.ボズナック)は、
ビオンやオグデンのような新しい精神分析の、
「もの想い(reverie)」や「夢見(dreaming)」に近い
「イマジナルな自我」といった意識状態で、
心理療法に関与していきます(それが、古典的ユング派との違いの一つです)。

4)これに対して、プロセスワークは、
「間主観」、
「夢自我(イマジナルな自我)」、
「(ビッグドリームやシャーマン的プロセスへの)明晰性」

さらには「アウェアネス」、「マインドフルネス」、

加えて「第一の注意力」、「第二の注意力」といった風に、
意識状態を「多次元・多色・虹的」に切り分け、
徹底的に鍛えるところに、その臨床実践の特徴があります。

5)このセミナーでは、
そうした各種意識のあり様・持ち方や使い方において、
同じユング派の、ミンデル・ユング・河合隼雄の間に違いがあること、

それぞれが事例・症例をいかに捉えるか、の差異や多様性を確認しながら、
実際の心理療法、ファシリテーション、コーチングの力を身に着けることを
目的とします。

初心者の方を含め、(古典的および新しい)ユング派の心理療法に
関心のある方のご参加をお待ちしています。

日時:一日目:2014年1/13(月、祝)(日程が変更になりました)
        10:00~17:00(開場9:50)

講師:富士見ユキオ(認定プロセスワーカー、ホリスティック&トランスパーソナル心理セラピスト、開業心理療法家、臨床心理士)、

岸原千雅子(アーニー・ミンデル&エーミー・ミンデル認定のセカンド・トレーニング教師、臨床心理士、IFA認定アロマセラピスト)

会場:富士見心理面接室(東京都港区赤様)
(注:会場が小規模のために、即、満員になる可能性があります。ご関心がある方は、早めにお申し込みください)

参加費:21,000円(税込)

*一日または二日間のみのご参加も、歓迎します。

お問い合わせ先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:
URL:www.fujimi.in

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