境界性パーソナリティ障害の集中プロセスワーク・セミナー
10/13(日)、14(月、祝)<二日間>
「境界性パーソナリティ障害の集中プロセスワーク・セミナー」
1)病態水準の中で、取り組みの最も困難な病態が、
「パーソナリティ障害」と言われています。
パーソナリティ障害水準の中で、対応が一番難しいのが、
「境界性パーソナリティ障害(BPD, Boderline Personality Disorder)」と
考えられています。
逆に言うと、このテーマについて取り扱えるようになると、
対人援助実践の腕が数段上がり、自信が身に付きます。
この二日間の集中セミナーでは、BPDの全体像を、
その基本からしっかりと学びます。
2)プロセスワークの利点と特徴を活かして、
またプロセスワークのBPDに関する盲点を見据えて、
BPDにどう具体的に対応したらいいのか、
プロセスワークをいかに「BPD用に/臨床的なものに」変えていくか、
といったことをお話しします。
3)BPDは、「DSM」などに一応の定義はありますが、
その理解について、
BPDと臨床実践してきた代表的治療者の間にコンセンサスが「ない」、
ことはあまり知られていません。
たとえば、
「見捨てられ不安」、という切り口からBPDを捉えるJ.マスターソンと、
「境界例」を潜在的精神病水準と理解するH.コフートと、
BPDを「うつ(気分障害)」に近似するところがある、と考えるO.カーンバーグの
間には、BPDを巡る病態水準に、共通点はありません。
それ以外にも、M.クライン、ユング派、弁証法的行動療法が、
それぞれ違う捉え方をしています。
ですので、それぞれの流派が、BPDに対してとても異なるアプローチを
提案しています
(それらをシステマティックに整理して学ばないと/
場当たり的な学び方や活用の仕方だと、混乱しかねないほどの相違があります)。
4)また、そうした各個人療法とは別に、
家族療法やチームワーク療法の有益なアプローチもあります。
5)それ以外にも、私たちがプロセスワークの実践や、
ホリスティック&トランスパーソナル・アプローチから見出してきた
効き目のある有効な独自の取り組みが複数あります。
6)この集中セミナーでは、
BPDに関する縦横の&多次元的、多面的対応法を
整理しながら具体的にお話し、BPDについての基本をマスターします。
また、その取り組みの最先端のいくつかをご紹介します。
*今回のマンスリー・セミナーでは、BPDの実践的アプローチを
実際に身に着けたい各種対人専門職の方、
BPDに関心のある一般の方、初心者の方の
ご参加をお待ちしています。
*事例・症例を募集します。ご関心のある方は、ご連絡ください。
*ご参加に当たっては、守秘義務の保持をお願いします。
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日時:
一日目:10/13(日)10:00~17:00(開場9:50)
二日目:14(月、祝) 10:00~17:00(開場9:50)
講師:富士見ユキオ(認定プロセスワーカー、
ホリスティック&トランスパーソナル心理セラピスト、
開業心理療法家、
臨床心理士)、
岸原千雅子(アーニー・ミンデル&エーミー・ミンデル認定の
セカンド・トレーニング教師、臨床心理士、
IFA認定アロマセラピスト)
会場:都内
参加費:1日、21,000円(税込)
2日間、40,000円(税込)(2,000円の割り引き)
*どちらか一日のみのご参加も、歓迎します。
お問い合わせ先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:
URL:www.fujimi.in