プロセスワーク連続講座~11月からの講座~
プロセスワーク連続講座
~11月から始まる2つの連続講座のお知らせです~
(1)『関係性を中心とした臨床的ライブ・スーパービジョン』
プロセスワークのトレーニングの特徴/ユニークさの一つに、
いまここでのプロセスをとり上げるライブ・スーパービジョンがあります。
今この瞬間のプロセスをテーマにすることで、セラピストの資質、
可能性、癖を生きた形でとりあげ、カウンセリングに活かしていく
ことができます。
通常のプロセスワークでは、各種チャンネルやプロセス、シグナルを
平等にとり上げますが、臨床的にプロセスワークを活用するには、
「関係性チャンネル」を排他的に優先して、それについて詳細に学ぶ
必要があります。
人格障害や統合失調症といった重い病態水準やアディクション、
発達障害といったテーマととり組むには、「関係性チャンネル」が
大変重要になります。
この連続講座では、まず「セラピストークライエント関係」に注目して、
その上で各種シグナルや1、2次プロセス、エッジといったプロセス
ワークの基礎概念の使い方について、毎回体験的に学びます。
関係性については、「転移/逆転移」「投影同一視(化)」「エナクト
メント」「ゴーストロール」「ホットスポット」などについて基礎から学習
して、少しずつ実際の臨床で使えるようになることを目指します。
「転移/逆転移」や「投影同一化」といった関係性の概念について、
一から学びたい方、また臨床的プロセスワークの基礎について関心
のある方のご参加をお待ちします。
日時:11/12(木)19:00~20:50~
回数:毎月第2木曜日、全10回
場所:港区赤坂 人数:10名
参加費:初めて参加:105,000円 2回目の参加:94,500円
3回目の参加:89,500円
(2)『錬金術とプロセスワーク』
ユングは錬金術をメタファーに、男性性と女性性との結合過程を
通した自己実現のプロセス(個性化の過程)を描きました。
それは、セラピストークライエント関係の理解にも大変役立つ
ものですが、魂の変容過程をイメージにしたものとしてはとても
重要なものです。
男性性と女性との弁証的関係を通じたユングの個性化過程は
西洋的スピリチュアルなプロセスであり、自我主体、男性性/女性
性イメージの曖昧な日本文化に育った私たちには違和感があります。
しかし、だからこそ錬金術的スピリチュアリティについて学ぶことは
とても意味があると思われます。
錬金術的メタファーを通して私たち1人1人の魂やスピリチュアリティ
ついて考え、また深層次元の男性性-女性性についてイメージし、
それとの関連で表層次元の私たちの自我主体のあり方について
考察を深めていきます。
ユングの本から10枚の錬金術の図版をコピーして、それを毎回
「ぬり絵」として楽しんだり、サイコドラマにして体験するなどして、
多次元的、多角的に学んでいきます。
参考文献は、ユングの『転移の心理学』『心理学と錬金術』
『曼荼羅と心理学』などを使います。
錬金術、自己実現の過程、深層次元の男性性/女性性、表層
次元の自我アイデンティティ、スピリチュアリティに関心のある方の
ご参加をお待ちします。
初心者の方も歓迎致します。
日時:11/27(金)19:00~20:50~
回数:毎月第4金曜日、全10回
場所:港区赤坂 参加人数10人
参加費:クローズドグループへの参加が
1回目の方:94,500円
2回目の方:89,500円
3回目の方:84,500円
・ ・・・・両セミナーとも・・・・
講 師:富士見ユキオ
お問い合わせ/お申し込み先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:gdmwx113*ybb.ne.jp(*を@に)
URL:http://fujimi.in/