5/29(日)セミナー開催中止のお知らせ

拝啓　時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素はJTAの活動にご理解・ご協力をいただきありがとうございます。

さて、5/29(日)に開催を予定しておりました主催セミナー「ソマティックな（身体に根ざした）現代的スピリチュアリティの系譜を求めて」につきまして、誠に勝手ながら諸般の事情により中止することになりましたことをお知らせいたします。
楽しみにされていた皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

敬具

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2022 年 主催セミナー
2022年5月29日（日）13:00〜15:30開催

ソマティックな(身体に根ざした)現代的スピリチュアリティ系譜を求めて

講師:久保 隆司
オンラインで開催

【会場】Zoom ミーティング(オンライン)
【日時】2022 年 5 月 29 日(日) 13:00-15:30　中止となりました
【講師】久保 隆司(日本ソマティック心理学協会会長/早稲田大学文学学術院兼任講師/本学会副会長)

「故きを温ねて新しきを知る」といいますが、トランスパーソナルにおいてはどうでしょうか？

もちろん古代にまでも遡れますが、今回はより身近でより直接的に私たちと関わっている20世紀からのこの百年弱の期間を対象に探っていきます。

ケン・ウィルバー（1949― ）のトランスパーソナル学界への大きな貢献として、プレパーソナル段階→パーソナル段階→ポスト／トランスパーソナル段階の発達理論の大枠があります。多様性を重視するトランスパーソナルですが、この三段階説は、ウィルバーに限らず広くトランスパーソナルの特徴として認識されているかと思います。

さらにウィルバーはインテグラル理論において、トランスパーソナルな段階に至る前提段階として、いわゆるインテグラル段階を重視しました。インテグラル段階（ウィルバーのスペクトラムの色区分法では、ティール、ターコイズなどが相当）とは、自己実現の段階でありますが、ケンタウロス＝心身合一の段階でもあり、それまでとは次元の異なるトランスパーソナル段階への成長のベースキャンプとなる、身体性／心身統合が重要な段階です。インテグラル理論では、身体性に根付いた霊性「ソマティック・スピリチュアリティ」が、トランスパーソナルな成長への基盤とされているのです。

今回のセミナーでは、ウィルバーが上記のようなインテグラル理論に至った時代の流れ／系譜の一端を、フランス人のイエズス会士ティヤール・ド・シャルダン（1881-1955）とイギリス人の文芸者オルダス・ハクスリー（1894-1963）という二人の先見者を軸に、21世紀前半に生きる私たちの立ち位置に対する理解を深め、新しい時代への胎動を参加者のみなさまと一緒に味わえれる機会を、楽しみにしています。

講師プロフィール：
久保隆司　博士（神道学；國學院大學）大阪大学人間科学部卒（専攻：文化人類学）。米国ジョンF.ケネディ大学大学院修士課程修了（専攻：ソマティック心理学／インテグラル理論）。國學院大學大学院文学研究科満期退学（専攻：神道学・宗教学）。臨床心理士。ボディワーカー。フリーランス神主。日本ソマティック心理学協会会長。早稲田大学文学学術院兼任講師（ソマティック心理学関連演習担当）、國學院大學兼任講師（宗教心理学講義担当、2022年度）。

申込み

一般：５，０００円
会員：３，０００円

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