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【プロセスワークとユング心理学 4.27〜4.28開催】

〜学生時代にユングの自伝に衝撃を受け、ユング派の精神科医に師事して臨床の基本を学んだ講師の松村憲による渾身のセミナー〜

 プロセスワークの創始者のアーノルド・ミンデルはユング派の分析家です。その昔、ユング研究所で働いていたミンデルは、クライアントと向き合う心の内面世界と日常を切り離して考えることが正しいことか?と疑問を感じました。そして、深層の世界は個人の心を超えて、日常の人間関係やグループ、世界にまで広がっていることを実証しながらユング心理学を超えてプロセスワークが誕生しました。

プロセスワークの特徴は夢や心の世界を解釈するのではなく、今ここで体験的に飛び込んで洞察を得るという、ダイナミックでワクワクするものです。それでも、ミンデルの話やワークの中にユング心理学の強い影響を感じることは今でもできるでしょう。

 プロセスワークは自らを「ユング心理学の娘」と名乗ってきました。そのため、ユング心理学のキーコンセプトについて学び、理解することは、プロセスワークを立体的で味わい深いものにしてくれます。
 例えば、プロセスワークでは自分を制限するエッジを想定します。エッジには心の中の怪物が棲んでいて、変化することを阻んでいます。それは強い自己批判だったり、自分を取り込もうとする力かもしれません。そうした力と取り組み、統合する、折り合いをつけるのがプロセスワークです。

 一方、ユング心理学には心の中の普遍的パターンとして存在する元型という考え方があります。強い自己批判は、自分が人生の中で排除してきた「シャドウ(影)元型」かもしれませんし、自分を取り込もうとする「グレートマザー元型」かもしれません。こうした元型は、私たちのアイデンティティ(1次プロセス)の一面性を補償して全体性を回復するために現れ、新しい未知のアイデンティティ(2次プロセス)へと導いてくれます。他にも、男性の心の中にはアニマ元型という女性像が現れ、女性の心の中にはアニムス元型という男性像が現れるという考えがあります。夢の中に出てくる異性や、現実の人生において異性と関わることで私たちは知らぬ間に全体性へと向かっていきます。

 このようにプロセスワークにユング心理学の考え方を持ち込んで見ると、一つ一つのワークはその場で完結するようであり、同時に全体性に向かって発達・成熟していることが感じられるようになります。

 プロセスワークもユング心理学も夜見る夢を大切にしますが、そのアプローチに違いがあります。ユング心理学は夢を狩人のように捉えて味わいます。プロセスワークはまるで戦士のようにその夢の中に勇気を持って飛び込んでいきます。セミナーはこうした両者のユニークな方向性を生かして、ユング心理学的な理解を深めてから、今度はその中に飛び込んで体験的にワークをしていくというスタイルで進めていきます。学生時代にユングの自伝に衝撃を受け、ユング派の精神科医に師事して臨床の基本を学んだ講師の松村憲による渾身のセミナーです。ユング心理学、プロセスワーク、そして両者のつながりに関心のある方のご参加を楽しみにお待ちしております。初心者の方にもわかりやすく丁寧にお伝えしていきますので安心してお越しください。

内容:
● 心の超越機能、全体性、目的論
● 様々な元型:
影・自己・アニマ・アニムス・永遠の少年・老賢者・グレートマザーなど。
● 心の世界と神話や物語
● 心の世界の階層性(意識・個人的無意識・集合的無意識・民族性・身体性など) 
● 夢へのアプローチの違い
● ユング心理学の中の流派:古典派・元型派
● イマジネーションへの取り組み(アクティブ・イマジネーション)
● 日本というドリームランドにあるもの、日本の神話
● 心の成熟を表す象徴学(錬金術・クンダリニーヨガ)

期待できる効果:
● プロセスワークとユング心理学の関わりや違いが理解できる
● 新しい視点でプロセスワークの体験を見ることができる
● プロセスが成熟し、発達する指標を持てる
● ドリームランドやエッセンス領域の階層イメージが持てるようになる
● 個人の神話や物語という視点が深まる

お申込み:
下記のサイトよりお申込みください。
https://peatix.com/event/603364/view