2025年2月23日 メランコリーの深奥に向き合う 〜内なる心の静けさに触れる時間〜
*関係セミナー情報です。問い合わせ申し込みは主催者まで*
「メランコリーの深奥に向き合う
〜内なる心の静けさに触れる時間〜 」
開催日:2月23日(日)10:00〜17:00
開催方法:zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからの
オンラインでの受講が可能です。
当日ご参加できない方も、あるいはセミナー終了後でも、
音声&資料データのダウンロード、あるいは
USB(音声データ)&資料をお送り(お渡し)する形で、
セミナー内容をご購入いただけます。
*下記フォームからお申し込みいただけます。
クリックしてご活用ください。
*zoomオンラインでのご参加を希望される方には、事前に
テキストをpdfファイルでご送付いたします。
その場合はお申し込みを2月21日(金)までにお済ませください。
*その他お問い合わせ・お申込みは、以下にお願いします。
Mail:
Fax:03-5570-2860
1) あなたは、心に漂うメランコリーを感じることが
あるでしょうか。
メランコリーは、私たちの誰もが抱く体験です。
心にぽっかりと穴が空いたような、空虚感。
しみじみと哀愁のような気持ちを覚える瞬間。
過去の体験にとらわれ、落ちていくような感覚。
私たちが生きていくうえで、感じないことはない.、
といっても過言ではない心持ちです。
しかし、その一方で、もっとも避けられ、忌み
嫌われる体験であることも間違いありません。
2)今回のセミナーでは、このメランコリーを
正面からまっすぐ取り上げ、そのつきあい方、
活かし方、また対処の仕方に取り組みます。
今回は、これまでの私たちの実践を発展させ、
体験的なワークを中心に、ライブ感覚を大事にした
セミナーを展開していく予定です。
3) メランコリーは最初、重さや疲労、もやもや、
疼(うず)きなどとして、心に頭をもたげます。
メランコリーは、私たちを内側から”depression(うつ)”
へと誘うサインです。
4) depressionは、語源的には、”de(下方)”+
“press(プレス、圧力)”+”ion(こと)”、すなわち
私たちを深みへと引き込む内圧です。
うつは、私たちに「内閉を求める下方からの
メッセージ」でもあります。
心の深奥へと誘う、魂からのメッセージ、とも
いえるでしょう。
5) うつ状態にいると、私たちは疲弊し、エネルギー
の枯渇を感じます。
プラトンは著書『パイドン』の中で、次のように
述べます。
“魂” は疲弊すると、死んであの世(下方世界)に行き、
そこで静養し、精気や生命エネルギーを補充した後、
新たな肉体を得てこの世に再生する、と。
セミナーでは、心を穏やかに静め、うつを見つめ、
うつへと入り込むことを試みます。
うつと向き合い、沈潜することで、私たちの魂や、
生命の息吹、エネルギー、精気に触れるワークを
試みます。
それはあなたに、深層からの力に満ちる体験を
もたらし、魂の声や言葉に、聴き入る好機と
なるはずです。
6) メランコリーをイメージするとき、それは
しばしばグレーや黒、暗い夜などに譬えられます。
回避したくなるそのイメージを受け容れ、
メランコリーと折り合うことができると、私たちは、
グレーや黒、暗い夜の中にある、陰影や濃淡に
気づきます。
春や夏だけでなく、秋や冬の美しさを発見します。
落ち込み暗くなった心に、繊細な深み、豊かさや
彩りが感じられます。
7) メランコリーと向き合い、受容するためには、
私たちの心に成熟が求められます。
「細やかさと強さとを兼ね備えた心」の育成も、
鍵となります。
8) メランコリーやうつにおいて、もっとも苦しいのは、
実は、「メランコリーやうつに入ることができない」
ことがあります。
うつに抵抗したり、脇に追いやろうとすることで、
むしろ苦しみが長引き、また増してしまう。
9) それに対しサイコシンセシスは、メランコリーや
うつの『所有(own)』を試みます。
自分とメランコリーとを『紐づける』のです。
ユングの心理錬金術では、メランコリーやうつに
『イニシエート(参入)』することを勧めます。
セミナーでは、メランコリーやうつを能動的・意識的
に所有したり、そこに参入するワークを試みます。
10)やっかいなのは、メランコリーやうつが潜在して
いるにもかかわらず、それを受動的、犠牲者的に
避け続けていると、いつのまにかメランコリーやうつ
に乗っ取られてしまう、ということです。
メランコリーやうつが、自分から『切り離され』て
いるためです。
切り離されたうつが、知らぬ間にそのエネルギー
を行使し、私たちの主体を乗っ取ってしまうのです。
作家の五木寛之氏は、うつ(鬱)には、
「鬱蒼(うっそう)とした森」に象徴されるように、
それ自体の精気、力、エネルギーが備わっている、
と指摘しています。
このエネルギーを切り離そうとすると、私たちは
ますます焦燥感、空虚感でいっぱいになり、果てしない
メランコリー体験に占有されてしまいます。
11)セミナーでは、メランコリーやうつに秘められた
エネルギーや豊かな情緒的体験と、マンドフルに、
静謐に取り組むワークを行います。
シンプルでありながら深い体験を促すワークです。
それは良質な「影(シャドウ)とのワーク」ともなり、
あなたの心を内面から、深く納得のいく確かなものに
してくれます。
それは、あなたの「感性」を細やかにし、また
強靭にすることでしょう。
12)セミナーではまた、うつに対する支援者にとって
必要な、単極性・双極性のうつに関する新しい理解や、
医療とのつきあい方などについて、丁寧にお伝えして
いきます。
とくに、2023年に改訂版が邦訳された
『精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5-TR)』
をもとに、「抑うつ症」と「双極症」の新しい分類に
ついてご一緒にキャッチアップしたいと考えます。
13)さらに、病態水準と「うつ」との関係、なかでも
自己愛性と境界性パーソナリティ障害に関連するうつ、
およびトラウマ、PTSD、解離にまつわるうつについても、
取り上げます。
医療機関との連携の仕方についても、お伝えします。
14)セミナーでは、体験的ワークを通じて、
あなたのうつへの感性を磨きます。
うつは、セラピーなど支援職にとって、最も接する
ことの多い訴えです。
うつへの感性を磨くことによって、あなたのセラピー
やコーチングは、一層良質なものとなるでしょう。
15)私たちは誰もが、時に深い喪失感を抱いたり、
存在の意味を問い直したりします。
そうしたときこそ、メランコリーに深く触れていく
チャンスでもあります。
メランコリーやうつには、希望の光の隠れていること
があります。
それをどのようにして心の中に発見し、人生の糧と
して活かすことができるのか?
ご一緒に考えながら、心の奥深くに触れる大切な時間
を持ちたいと考えます。
16)このセミナーでは、「メランコリーの深奥に向き合う
〜内なる心の静けさに触れる時間〜」について学びます。
セラピスト、コーチ、ボディワーカー、ケースワーカー、
コンサルタント、医師、看護師、その他の医療関係者、
弁護士、税理士、教師、ファミリービジネスの専門家に、
お勧めの内容です。
このテーマにご関心のある一般の方、初心者の方の
ご参加も大歓迎です。
当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で
セミナー内容をご購入いただけます。
☆データのダウンロードにて、音声&資料を
ご購入いただくことも可能です。
*SNSなどを通じて、お知り合いの方に、
このセミナーをご紹介いただけると幸いです。
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日時:2月23日(日)10:00〜17:00
開場:9:50
開催方法:zoomオンライン会議での開催になります
(参加お申し込みの方に詳細をお伝えします)
ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからの
オンラインでの受講が可能です。
(zoomオンラインでの当日ご参加を希望される場合は、
事前にpdfファイルにて資料をお送りしますので、
2月21日(金)までにお申し込みください)
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10月26日(日)
11月30日(日)
12月28日(日)
《新・連続講座ご案内》
「ロバート・キヨサキとケン・ウィルバーに学ぶ
お金と意識のトランスパーソナル発達心理学
〜真のファイナンシャル・ウェルビーイングを目指して〜」
開催日:2月28日(金)スタート!
毎月第4金曜日 19:00〜20:50、全10回
・お金の学びを心の成長につなげること。
・心の発達によって、お金との健康でサステナブルな
関係を育むこと。
・心とお金との間に、調和、好循環、価値創造を生むこと。
以上を目的に、
お金に関するマインドの成長にはロバート・キヨサキを
意識の成長・発達にはケン・ウィルバーを参照して、
よりホリスティックな、ファイナンシャル・ウェルビーイング
達成を目指します。