2020年11月27日〜瞑想とアートセラピー〜ライフギバー(いのちの贈与者)心理学〜
*関係セミナー情報です。問い合わせ・申込みは主催者まで*
新連続講座 第1弾
「瞑想とアートセラピー〜ライフギバー(いのちの贈与者)心理学〜」
開催日:11月27日(金)スタート
毎月第4金曜日、19:00〜20:50、全10回
11月の第1回は、zoomオンライン会議での開催を予定しています。
回を追う中で、状況を見ながらzoomオンラインと会場との
並行開催も、検討しています。
◎参加お申し込みの方に詳細をお伝えします。
◎zoom開催では、ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどから
オンラインでの受講が可能です。
また後日、USB(音声データ)と資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。
*お問い合わせ・お申込みは、以下にお願いします。
Mail:info@ipp.tokyo
Fax:03-5570-2860
*下記フォームからお申し込みいただけます。
クリックしてご活用ください。
https://docs.google.com/forms/d/1Jn-DO83h7ic-15622eBJM4Lwi3RoJBRVJe1er36KQBA/viewform?edit_requested=true
1)近年、マインドフルを中心とした瞑想に
注目が集まっています。
しかし、瞑想には大別して、2種類の方法があることは
あまり知られていません。
その1つは「集中型瞑想」、もう1つは「アウェアネス型瞑想」
です。
2)集中型においては、ある1つの対象に集中し、
瞑想していきます。
たとえば、真言(マントラ)、声明、念仏にフォーカスします。
これは聴覚に集中するタイプの瞑想です。
それに対し、視覚を用いるものとしては、
お線香やロウソクの火、マンダラ、イコンなどがあります。
身体に集中するものとしては、ヨーガのアーサナ(ポーズ)、
太極拳、スーフィーダンスなどがあります。
その他、五感をベースにした、さまざまな集中瞑想があります。
連続講座で、ご紹介します。
3)アウェアネス型には、クリシュナムルティやグルジェフ
といった神秘主義者の提唱するもの、
チベット密教のゾクチェン、小乗仏教のビパサナー、
また精神分析の創始者フロイトが唱えた「平等に漂う注意」や
ビオンの「記憶なく、理解なく、欲望なく」があります。
アウェアネス型においては、どこにも集中することなく、
心や身体の内側で起きていること、頭の中に浮上すること、
自分の身体の外、部屋や建物の外で
起きていることを分け隔てなく、生じていることに
あるがまま、気づきを向けていきます。
フロイトやビオンのやり方も、典型的なアウェアネス型の瞑想です。
理由については、講座で詳しくお伝えします。
4)集中型とアウェアネス型の中間にあって、
統合的なのがマインドフル瞑想です。
日本の曹洞禅のやり方がこれにあたります。
なぜ禅宗のマインドフル瞑想が、
中間型あるいは統合型なのでしょうか?
5)集中型では、「雑念」が問題となります。
雑念に気が散ったたならば、
意識を戻して再び集中に戻るようにします。
集中型では、意識は必ず変性状態になっていきます。
これに対してアウェアネス型では、
「雑念」をマイナスにとらえません。
雑念こそが、瞑想のいいネタとなります。
どうしてでしょうか?
ちなみに、アウェアネス型では、意識は変性にではなく、
素面になっていき、覚醒していきます。
6)この両方を心理錬金術的に活用するのが、
プロセスワークのインナー・ワークです。
また、イラ・プロゴフによるユング派志向の
「ジャーナル・ワーク」です。
今回、インナー・ワークとジャーナル・ワークも、
ご紹介します。
7)瞑想は、「冥界を想う」ことです。
冥界を想像すること、想起することを、T.ムーアやJ.ヒルマンは、
「魂の世話(care of the soul )」と言います。
今回、魂のケアについても取り組みます。
8)子どもがおままごとや砂遊びをするとき、
子どもは砂(物理的世界)と、砂の山や城、おだんごなど
(想像的世界)を同時に生きています。
その2つを混同することはありません。
精神分析のD.W.ウィニコットは、物理世界と想像的世界とを
一緒に生き遊ぶとき、子どもはもっともイキイキする(living)
といいます。
このとき子どもは、ライフ・ギバー(life giver、いのちの贈与者)
に触れています。
あなたは、ネヴィル・シミントンが提唱した「ライフ・ギバー」に
ご関心がありますか?
(注:人が物理的、現実的世界を排除して、空想世界にだけ入ると、
心は自己中心的、自己愛障害的なっていきます。
悪化すると、暴力的、精神病的、自閉的になっていきかねません)
9)禅仏教の言葉に、「遊戯三昧(ゆげざんまい)」があります。
三昧は梵語「サマーディ」の音写で、何かに集中して
我を忘れた境地を意味します。
禅もウィニコットも、自分を忘れて一心不乱に遊び戯れたときに、
人は最もイキイキすると考えます。
今回、こうした遊戯療法(プレイセラピー)の姿勢を取り入れて、
講座を進めていきます。
10)この連続講座では、集中型、アウェアネス型、中間型の
マインドフル瞑想、
およびインナー・ワークやジャーナル・ワークについて
ご紹介します。
またムーアやヒルマンの魂のケア・ワークも試みます。
11)加えて、ミルトン・エリクソンの催眠療法における変性意識、
またアクセプタンス・&コミットメント療法(ACT)や、
解決志向セラピーが活用する変性意識状態にも注目します。
盛りだくさんです!
12)講座のもう1つの柱は、アート・ワーク、
アートセラピーです。
これは瞑想によって触発されるクリエイティビティを、
形にしていくためのものです。
アートを、美しさ、上手さ、完成度などを競うものとしてではなく、
あくまであなたの内的なプロセスに添ったものを、
できるだけ忠実に、生き生きと表現するための仕掛け
としてとらえます。
遊戯三昧の心を持って進めていきたいと思います。
11)最近、トランスパーソナル&統合心理学のケン・ウイルバーや、
認知行動療法のジョン・カバットジンによるマインドフル瞑想に
関する本格的な書籍が相次いで訳されています。
プロセス・ワークやジャーナル・ワーク、
さらに魂のケアのテキストと合わせて活用し、
遊び戯れていきたいと考えます。
*この講座はライフスタイル、ワークスタイル、
関係スタイルを見直し、磨いていく上でお勧めです。
さまざまな対人援助の仕事にもプラスです。
あなたのご参加をお待ちしています!
*当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で 、
セミナー内容をご購入いただけます。
*SNSなどを通じて、お知り合いの方に、
このセミナーをご紹介いただけると幸いです。
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開催日:11月27日(金)スタート
毎月第4金曜日、19:00〜20:50、全10回
11月の第1回は、zoomオンライン会議での開催を予定しています。
回を追う中で、状況を見ながらzoomオンラインと会場との
並行開催も、検討しています。
◎参加お申し込みの方に詳細をお伝えします。
◎zoom開催では、ご自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどから
オンラインでの受講が可能です。
講師:
富士見ユキオ
開業カウンセラーとして、31年目。
夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト
臨床心理士
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)
米国トランスパーソナル心理学研究所に、
日本人として初めて留学する。MA(修士)
認定プロセスワーカー
(日本にプロセスワークを紹介、導入する)
岸原千雅子
臨床心理士、「アルケミア」こころとからだの相談室代表
ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者
交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定
相続アドバイザー協議会認定会員
英国IFA認定アロマセラピスト
お茶の水女子大学卒業(文教育学部)
認定プロセスワーク2ndトレーニング教師
日本ホリステ ィック医学協会理事
日本トランスパーソナル学会理事
参加費:初めてご参加の方 115,000円+消費税(10%)
2回目の方 110,000円(5,000円の割引)+消費税
3回目の方 105,000円(10,000円の割引)+消費税
4回目の方 100,000円(15,000円の割引)+消費税
5回目以上の方 95,000円(20,000円の割引)+消費税
*USB+資料の形で、遠方の方にも、講座の内容を販売しています。
お問い合わせ・お申込み先:
インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
(IPP)事務局
Mail:info@ipp.tokyo
Fax:03-5570-2860
*下記フォームからお申し込みいただけます。
クリックしてご活用ください。
https://docs.google.com/forms/d/1Jn-DO83h7ic-15622eBJM4Lwi3RoJBRVJe1er36KQBA/viewform?edit_requested=true
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《今後のセミナーご案内》
10月25日(日)「ソウル・ペイン(間-魂)の心理学
〜傷ついた癒し手のセラピー〜」セミナー
11月29日(日)
12月27日(日)
2021年 1月31日(日)
2月28日(日)
3月28日(日)
《開催中の連続講座・ご案内》
☆「家族のサステナビリティ
〜家族システム論とポストモダン、その対話とゆくえ〜」
8月7日(金)スタート・開催中
毎月第1金曜日、19:00〜20:50、全10回
◎家族およびファミリービジネス支援に不可欠な家族システム論と、
それを批判的に乗り越えたポストモダンの家族療法について、
基本から最新までを学びます。
事例を中心に、具体的に学べる内容を、ご用意しています。
※USBと資料の形でご購入いただけます。
(詳細は、お問い合わせください)