強迫神経症を生きる~内なる強迫との取り組み~

11月23(水、祝)10:00~17:00
強迫神経症を生きる~内なる強迫との取り組み~
*当日セミナーにご参加できない方も、USBと資料の形で、

セミナー内容をご購入いただけます。
*初心者の方、一般の方のご参加も歓迎いたします。
1)「強迫神経症(強迫性障害)」の理解を通じて、

「神経症水準」について学ぶセミナーです。
このセミナーを、神経症水準に関してよく知り、

心理カウンセリングを行う上で、

プロが絶対によく知っておくべき3つの病態水準

(精神病水準、パーソナリティ障害水準、神経症水準)を

学ぶ機会としてご活用ください。
また、誰もが多少なりとも持っている「内なる強迫性」に着目して、

あなたのQOL(生活の質)を向上させるためのものとして

役立てていただきたいと考えています。
2)あなたは、手や体が汚れているのではないかと気になり、

何度も何度も何度も洗わないと気がすまない、

という症状を聞いたことがりますか?
それは、典型的な強迫神経症の1つで、

「不潔恐怖」「洗浄強迫」「潔癖症」などと言われます。
手や体が汚れている、穢(けが)れているという思いや感覚をもつため、

皮膚が赤切れしたり、湿疹が出るほど洗浄しないと気がすみません。
にもかかわらず、不潔だと思うものに触れることが、心の強い苦痛であるため、

体に触れたり、部屋を掃除することができず、結果的に不潔な状態に陥ることも

少なくありません。
3)家の鍵を閉めたか、ガスの元栓を閉めたか、といったことが気になって、

何度も何度も戻ってきては確かめる行為は、

「確認行為」「確認脅迫」と呼ばれます。
今書いたことは、強迫神経症の一部で、

その他たくさんの種類の強迫神経症があります。
4)が、それらには基本的骨子、核、パターンがあります。
強迫神経症の基本的骨子、核心、パターン理解と、

それのカウンセリングにおける活用法について学びます。
5)さて、強迫神経症は、(A)抑えようとしても抑え切れない

自分の意思と無関係に繰り返し浮かんでくる

不安または不快な考え<強迫観念>と、
(B)()そのような考えを打ち消そうとして

繰り返す無意味で非合理的な行為<強迫行為>

の2つから成っています()。
その2つが合わさったものを、「強迫症状」と言います。
(注:強迫観念だけでは、強迫神経症ではありません。

強迫行為が、慢性化、儀式化する必要があります)
強迫神経症は、強迫症状を主症状とする神経症の一つです。
5)たとえば、ある繰り返し浮上する考え(強迫観念)や(強迫)行為は、

ばかげている、不合理的だ、無意味と、自分でもわかっているのです

~つまり「病識」があるのです~が、

やめようとすると不安や心配、心細さ、怖さが湧き上がってきて、やめられない。
それが、慢性化、儀式化したのが、強迫神経症です。
4)強迫観念(考え)は普通の人、健康な人にも見られますが、

普通の人はそれをそれほど気にせません。

強迫観念を打ち消すための強迫行為を必要としません。
一方、強迫神経症の人は、

強迫観念を打ち消すために強迫行為や儀式を必要とします。
強迫行為、強迫症状は、「守り・防衛」になっているからです。
何に対してでしょうか?
なぜ、防衛としての強迫行為をしなければならないのでしょうか?
それについても、一から学んでいきましょう。
6)今回のセミナーの目的は、以下の通りです。
・強迫神経症を通じて、「神経症水準」について学ぶこと。
・同じ神経症水準でも、強迫神経症と対極にある「不安神経症」

について取り上げ、

その両者を比較検討することで、

神経症水準について、より深くホリスティックに知ること。
・精神科医中井久夫氏らの考えを参考に、強迫神経症と

それよりもずっと重い病態水準である「精神病水準」との連関について学ぶこと。
・にもかかわらず、強迫神経症には、精神病水準との決定的違いがある点を

知ること。
・強迫神経症の中核にある完全主義やコントロール癖と、

自己愛性パーソナリティ水準にある完全主義やコントロール癖との

相違について理解すること。
・強迫症状・強迫行為と、心がまだ十分成長、発達をとげていないことに

ついて考えること。
・コンテイニングや自己対象、つまり母親機能の脆弱さと、

強迫行為についての考えること。
・マーガレット・マーラーの分離ー個体化と、

個体化の「間」から強迫神経症を見直すこと。
・強迫神経症を、

マイケル・ウォッシュバーンの言う「原抑圧」が完了していない

~父親機能が身についていない~というところから考えること。
・強迫神経症と暴力、虐待について知ること。
・強迫神経症とうつおよび躁うつ(双極性障害)の関係について考えること。
・強迫神経症が、家族や仕事にもたらすマイナスの影響について

理解すること。
・強迫神経症をわずらっている人だけでなく、

その家族のサポートについて学ぶこと。
・「内なる強迫性」を、錬金術的に陶冶(とうや)すること。
・プロとして、強迫神経症ならびに神経水準に関してよく知り、

心理カウンセリング、コーチング、ファシリテーションの場で、

神経症水準のプロセスを、見抜けるようになること。
*このセミナーは、強迫神経症(強迫性障害)」の理解を通じて、

「神経症水準」について学ぶセミナーです。
プロの方、プロを目指す方だけでなく、

一般の方、初心者の方のご参加、第歓迎です。
あなたとご一緒に学べる機会を楽しみにしています。
*当日セミナーにご参加できない方も、USBと資料の形で、

セミナー内容をご購入いただけます。
*お知り合いの方に、このセミナーをご紹介いただけると

幸いです。
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日時:11月23日(水、祝)10:00~17:00
*日程が変更になりましたので、ご注意ください。

開場:9:50
会場:都内

講師: 富士見ユキオ

認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)、

臨床心理士

ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、

交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、

相続アドバイザー協議会認定会員、

ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)、

米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。

MA(修士)。
岸原千雅子

ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師、

臨床心理士、

ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、

交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、

相続アドバイザー協議会認定会員、

英国IFA認定アロマセラピスト、

お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。

修士、

日本ホリスティック医学協会副会長、

日本トランスパーソナル学会理事。
参加費:20,000円+消費税(8%)
*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。
お問い合わせ先:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)事務局

Mail:

Fax:03-5570-2860
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《今後のセミナー日程》
・12月23日(金・祝)24日(土)25日(日)年末集中3日間セミナー「4大関係療法を理解する」

《2017年のセミナー日程》

・1月22日(日)

・2月26日(日)

・3月20日(月・祝)

・4月29日(土)30日(日)2日間

・5月28日(日)

・6月25日(日)

・7月23日(日)

・8月27日(日)

・9月24日(日)

・10月29日(日)

・11月26日(日)

・12月23日(土)24日(日)2日間