集中セミナー コンテイナーとコンテイニング

9/14(日)、15(月)集中セミナー
「コンテイナーとコンテイニング」

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ご関心がある方は、
に、ご連絡ください。

このセミナーは、先着順です。

※今回のセミナーは、
深層からの変容を促す「コンテイナー(心の/魂の容器)」と、
自我を守り育む「関係におけるコンテイナー」、すなわち『コンテイニング』
の両方を、ホリスティック/総合的に、また多次元的に学ぶものです。

1)私たちが昔、深層心理学的心理臨床の実践トレーニングを始めたころ、

「なぜ」あるセラピストの下では、
クライアントの人のプロセスに『変容』が生じ、

一方、「なぜ」別のセラピストの下では、
クライアントの人に、(内的そして外的)変容が起きないのか、

とても不思議でした。

両セラピストとも、「同じような技量」 を持っているにもかかわら「ず」、
なぜ、あるセラピストのところでは、質的変化が「たびたび」起きるのか、

謎(なぞ)でした。

2)当時の私たちは、「深層」からの変化を指向する
深層心理学や神秘主義的心理療法に、強く魅かれ、
その理由を突き止めたいと強く願い、試行錯誤を繰り返しました。

結果、発見した理由の一つが、

『コンテイナー(心的容器)』です。

3)「コンテイナー(container)」の「秘密」については、
ユングの『心理学と錬金術』など、一連(何冊か)の本の数か所かに、

指摘してあります。

「錬金術」は、ユング的には、心/魂の質的変化過程について述べたもので、

その過程の「鍵」は、心理臨床的には、『心的容器』にありま す。

4)心理療法各派では、「コンテイナー」について、
ほとんど、いや、まったく述べ(られ)ていません。

理由の一つは、ユングのように、『心の深層からの/魂次元での質的変化』を、
想定して/考えていないからです。

5)にもかかわらず、
ユング心理学、深層心理学、トランスパーソナル心理療法の書籍でも、
「コンテイナー」について詳細に述べられているものは、ほとんどありません。

ユング派では、それは「当然の前提」とされていて、
書かれていないのかもしれませんが、
コンテイナーについて見つけるのは大変です。

トランスパーソナル系の心理療法では、ほとんど全く述べられていません。
それは、トランスパーソナル心理療法における「実 践家」がとても少ないために、
「コンテイナー」の必要性/実用性が理解されていない&知れわたっていないため
だと思われます。

6)ユングの心理錬金術的「コンテイナー」は、
実践/臨床をしていないと、理解がとても難しいところがあります。

理由は、(A)それが、『相反するもの』で、出来ているからです。

たとえば、ユングはコンテイナーを、
『火』で出来ており、かつ、『水』でも出来ている、
と、不可思議な/わけのわからない/相反的なことを、言います。

(しかし、大丈夫です。私たちが、噛み砕いて、
心理セラピーやコーチングやファシリテーションの初心者の方にも
よくわかるように、ご説明させていただきます)

ユングは、そうした不可 思議なコンテイナーを、

『ヘルメスの容器』と呼びました。

(ちなみに、「ヘルメスの容器=コンテイナー」は、『変容喚起マシン』です。
マシン(機械)ですが、『生きた/命を宿した変容製造機械』
と、言えるようなものです)

7)理由の(B)は、「コンテイナー」が、「固定」的ではなく、
何と、『プロセス』的だからです。

そのことを、ユングは繰り返し述べているのですが、
今日まで、「コンテイナー」が「プロセス指向」だとは、
理解されて来ませんでした。

「コンテイナー」は、一方で、

「重厚で、しっかりとし、ちょっとした事では決して動じません」。
しかし、そうした理解は、一面的です。

「コンテイナー」は、より適切には、
「重厚で 不動」であり、

『かつ』、
「軽く/軽妙/軽やか」で、「柔軟」で、「動的」です。

このセミナーでは、「コンテイナー」が、「どう(how)」プロセス指向で、
「いかに(how)」柔軟か、についても具体的にお話しします。

8)さて、ユングの「コンテイナー」は、『基本的』には治療のためのものではありま「せん」。

それは、(A)「男性性」と「女性性」の「結婚/結合」、
といったプロセスに典型的に表されているように、
トランスパーソナルな/個性化/自己実現・超越の過程を、
「コンテイン」するためのものです。

が、(B)それを「応用」すると、
『精神病水準』、また(は)『集合的無意識次元』(のプロセス)にも、
大変有益です。

今回のセ ミナーでは、コンテイナーの(A)と(B)の、「両側面」について学びます。

また、『なぜ』、同じコンテイナーが、(A)のトランスパーソナルな過程と、
(B)それに相反する精神病水準の両方に有益なのか、考えます。

※「コンテイナー」は、心の/魂の/内的な質的変化=変容の『鍵』です。
それについて、「基本」から「最新の成果」まで、2日間でしっかりと学びます。

※今回のセミナーは、心や魂の質的変化=変容や癒しにご関心のある
「プロ」の方、また「初心者」の方、および「一般」の方にお勧めです。

みなさまのご参加を心からお待ちしています。

(注:『無料メルマガ』の「第2弾」以降で、「コンテイニング」についても、
ご説明します)

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日時:9月14日(日)、15日(月、祝)
     両日とも 10:00 ~17:00

開場:9:50

会場:都内赤坂、富士見心理面接室:先着順です!
    (会場が小さいため、定員いっぱいになる可能性があります。  
    ご関心がある方は、お早めにお申し込みください。)

講師:富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員

    岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワークのセカンド・トレーニング教師、
    トランスパーソナル&ホリスティック上級 心理カウンセラー、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト2級、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト

参加費:1日20,000円+消費税(8%)

     2日間37,000円(3,000円の割引)+消費税

     *先着順です。

お問い合わせ先:プロセスワーク研究会
FAX:03-5570-2860
E-mail:
URL:http://www.fujimi.in/