心理療法における マインドフルネスの重要性 ~ハコミセラピーにおける実践と ラビング・プレゼンスの効用~

JTA0623_310【講師】高野 雅司(本学会理事、ハコミ公認トレーナー、心理学博士(Ph.D.))
【日時】2013年6月23日(日)13:00-17:00(開場:12:30〜)
【会場】杉並区立産業商工会館 集会室
  杉並区阿佐谷南3丁目2番19号
 ・JR中央線阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
 ・地下鉄丸の内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩3分
【会費】会員3,000円、一般5,000円

 1980年前後、創始者ロン・クルツ博士によって確立されたハコミセラピーは、仏教瞑想的な「マインドフルネス」の意識状態を初めて応用した心理療法のひとつです。マインドフルネスの意識状態を積極的に活用する、その繊細で柔和な進め方は、西洋人とは異なり、自己を表現することよりも内省することに長けた日本人の心理的傾向にとても合ったものです。

 本セミナーでは、そうしたハコミセラピーの実践について、実際の体験も交えつつご紹介しながら、心理療法においてマインドフルネスを応用していくことの意味についての理解と実感を深めていただければと思います。また、ハコミの中心概念のひとつで、セラピストが自らを満たしながらクライアントとの信頼関係を構築していくスキルでもある、ラビング・プレゼンスについてもご紹介させていただきます。

高野さんの寄稿「ハコミとの出会いから20年 ~ マインドフルネスとラビング・プレゼンスによる 心と世界の平和を願って」もぜひお読みください!(最新ニュースレターの記事を今だけ特別公開中!)

【講師プロフィール】
● 高野 雅司 (たかの まさじ)
 一橋大学を卒業の後、会社員生活を経て渡米。カリフォルニア統合学研究所(California Institute of Integral Studies) の東西心理学部を卒業し、博士号を取得。また、ハコミセラピーの公認プロフェッショナル・トレーニングも修了し、その後は臨床経験を深める。1997年に帰国し、ワークショップやトレーニングコースを通じて、ハコミセラピーの紹介と普及に力を注ぐと共に、コミュニケーション全般に関する研修/コンサルティング活動などを行ってきた。また、近年は、「一人ひとりの『心の平和』の実現からより良い世界が生み出される」という、自らの原点にある思いを実現していくための重要なカギとして、ラビング・プレゼンスの普及もライフワークのひとつとして位置づけている。著書・訳書に、「ハコミ・セラピー」(星和書店/共訳)、「トランスパーソナル心理療法入門」(日本評論社/編共著)、「魂のプロセス」(コスモス・ライブラリー)、「プロセス指向心理学入門」(春秋社/編共著)など。

当日のTwitterまとめ