「セラピスト・ビレッジ」立ち上げのお知らせ
新たなセラピーを提案していく「セラピスト・ビレッジ」立ち上げのお知らせ
近代心理学が生まれてから100余り。これまで、さまざまなセラピー理論や技法が提案されてきました。その数は、主なものだけでも600を超えると言われます。
ひとつの理論や技法を学んでいると、「同じクライアントを他の技法ではどのようにアプローチしていくのだろうか?」、「どうしても、今知っている理論だけでは、クライアントに起こっていることの説明がつかない」などの悩みにぶつかることが必ずあります。
そうした、悩みにお答えするために、相互勉強会の「セラピスト・ビレッジ」を立ち上げます。「セラピスト・ビレッジ」では、将来的には、相互のディスカッションの中から、統合的な視点で新たな理論や技法を提案できるようにしていきたいとも考えています。
「セラピスト・ビレッジ」の目的、理念、内容は、以下の通りです。
【目的】
・専門家(および専門家を目指す人達)が、セラピー理論や技法をシェアし、立場の上下なくディスカッションしていく場とする。
・徒弟制度ではなく、お互いを高め合うのが目的。
・自分が学んできたものをシェアする、あるいは自分のアイデアを発表する場とする。 すなわち、自分達で実験・発信していく場とする。
・将来的には、日本から新たな理論・手法を発信していく。
要は、お師匠さんと弟子という形で行う一方通行的な場ではなく、ある種ブレーンストーミング的な場とするということです。
そして、セラピスト・ビレッジは、「発信していく」ことを主目的とします。
次に、「セラピスト・ビレッジ」の【理念】ですが、こんな感じです。
【理念】
・既成概念にとらわれない。
・全ての臨床心理学理論には長所もあれば短所もあることを認識する。
・統合的なカウンセリング・セラピーをめざす(特定の理論や技法に固執しない)。
・原則として、この会で提案された理論・技法は、だれが使ってもよい。
・臨床心理学の理論は永遠に続く仮説であるという立場をとる。
ひとつの技法や理論に固執しないということで、よいものはなんでも利用しようということです。
会は、だれか偉い先生を呼んで、お話を伺うというスタイルではなく、メンバーそれぞれが、自分の持っているテクニックや理論を披露し、メンバー皆でディスカッションするというものです。
具体的な【内容】は、次の通りです。
【内容】
・毎回、メンバーのだれかが、テーマを決めて、会をファシリテートする。
・形式は、レクチャー、ワークショップいずれでも可。
・一方通行のレクチャーは、不可。ブレストないし、ディスカッションを含む場とし、一方的な批判はしない。
・時間は、1時間半~2時間
・会費2000円程度。
セラピストビレッジの第1回会合(立ち上げ会)は、下記のとおり行います。
記
日時 1月22日(日)13:00~16:00
場所:横浜市西区社会福祉協議会
横浜市西区福祉保健活動拠点「フクシア」〒220-0011
横浜市西区高島2-7-1ファーストプレイス横浜3階TEL:045-450-5005
参加者:セラピスト、カウンセラー、精神科医、ソーシャルワーカーなどの専門家、および、専門家をめざしている方、セラピーやカウンセリングに興味がある方。
参加費:無料
終わってから懇親会を予定しておりますの、出欠の有無も合わせてご連絡下さい。
(第1回会合(立ち上げ会)は無料で開催いたしますが、懇親会は実費となります。)
お申込み
therapist_village@yahoo.co.jp 担当:向後
専門家の方、専門家になるために勉強をしている方、セラピーやカウンセリングに興味のある方はどなたでも参加できます。多数の皆さまの参加をお待ちしています。
【世話人】
代表 向後善之 (カウンセラー、臨床心理士)
新倉佳久子 (カウンセラー、臨床心理士)
中本teri (カウンセラー、臨床心理学博士)