東北支部勉強会「人間性心理学から トランスパーソナルへ(第2回)」

平成22年度 日本トランスパーソナル学会東北支部 勉強会

「人間性心理学から トランスパーソナルへ(全6回)」

第2回 H.22年8月1日(日) 13時~16時半

仙台市市民活動サポートセンター研修室

※  参加費・内容・全6回の日程等は下記をご覧ください。

内 容  : 人間性心理学の成り立ちや代表的な人物を取り上げその思想や人間観に触れていきます。さらに、トランスパーソナルにつながる背景の世界や社会情勢を振り返り、現代社会の問題点について考え、今の時代に必要とされているものは何であるかについて考察します。

進め方 : 前回実施した「やさしい読書会」と同様、参加者全員で資料の読み合わせをしながら、「自分の人生」と絡めた個々の考えや思いを表現していきます。「自分らしく生きること」と「他者、世界の幸せ」は両立するのでしょうか? それぞれの人生において「発達・成長とは何か」を考えるための良き機会となりますよう、みなさまの積極的、主体的なご参加をお待ちしております。

進行は、長年に亘り人格変容(成長)のための援助的仕事をしてきた産業・教育カウンセラーと、精神保健福祉士の資格を持つ日本トランスパーソナル学会東北支部役員が複数でリードします。

全日程 : 第1回 H.22年5月30日(日)は、終了しました。

第2回 8月 1日(日)

第3回 9月26日(日)

第4回 11月21日(日)

第5回 H23年1月23日(日)

第6回 3月27日(日)

時 間 : 午後1時 ~ 4時30分

場 所 : 仙台市市民活動サポートセンターを予定しています。

参加費 : 全6回参加 8,000円 各回参加 1,500円(当日支払可)

定員は10名

Q : 「トランスパーソナル」って何?

A : 「トランスパーソナル」の「トランス」は、「trans」であり、「越えて」「超越して」「…の向こう側の」という意味。間違われやすい「trance」は、「夢うつつ」「ぼう然自失」「忘我(の境)」でありその違いは明白。つまり「トランスパーソナル」とは、「個(自我)を超える」という意味になり、人間が、個人的な欲求だけに囚われず、他者や社会とつながり、共に生きる喜びを取り戻せるような生き方を模索します。

Q : 「人間性心理学」について

A : 行動主義、精神分析の次に発展したもので、人間を“人間”として特徴づけ、意識や体験の特質を研究し、自由意志や生きる意味、個人的成長や自己実現を大切にします。実存哲学、現象哲学にルーツを持ち、東洋思想や瞑想やボディワークや体験的学習、自助グループなどを世界各地で発展させてきました。「人は自ら成長する」という人間観に基づき、「病理」は成長、自己実現への停滞、障害の形であると考えます。

★ 参加申し込みはメールnosasaki2002@yahoo.co.jp)またはFAX(022-243-0281)、 「日本トランスパーソナル学会 東北支部事務局 佐々木」宛てにお願いします。