東北支部セミナー「第1回 やさしい読書会(全6回)」参加者の感想

日本トランスパーソナル学会東北支部 主催

 

 第1回 「やさしい読書会」 

 

書 籍 『 魂のアイデンティティ 心をめぐるある遍歴』

著者:西平 直(京都大学教授)

参加費  : 全6回参加~8,000円 各回参加~1,500円(当日お支払いください)

日 時:第1回 平成21412日(日)13時~1630

     :  仙台市市民活動サポートセンター研修室2

 【日程】 全6回 ~ 628日、823日、1011日、1213日、22221日 の各日曜日午後を予定

※ 第1回目(4月12日)は終了しました。

 

2009.4.12 第1回 参加者の感想より 】

   想像していた学習スタイルと違って段落毎の読み合わせは新鮮だった。参加者の意見、感想を述べることが中心だったので気が楽だった。時間があれば、該当ページのトランスパーソナル的解釈も欲しい。今の自分は、カウンセリング現場の「繊細」な感受性の不足を感じた。

  「本当の自分」や「仮の自分」は生きる上で必要なものだと思った。大事なのは、その二つを意識できる自分を持つこと。客観的に見る目を持つことが大切だと思った。

  書籍を読んで、一人では考えられないような問題や疑問について分かち合えてよかった。多くの方の意見を聞き考えさせられることも多かったです。

  「本当の自分」についてまともに考えたことはなかったが、今回目を逸らすことなく頭を全開にして考え、聴き読んだ。勿論、答えは出ないのだが。次回の会を楽しみにそれまでに通読しておきます。一文ずつ読みまわしてゆく形式の読書会は初めてだった。予想以上に入ってくるものだった。

  初めて読書会に参加した。一人で読み、考え、感じることより、より深まり気持ちの良い勉強ができた。次回以降もぜひ積極的に参加したい。

  初めての体験・・・同じ空間で同じ本を輪読し、その「感じ」を共有する・・・本当に充実した時間となった。これはきっと参加した仲間が信頼できた事・・・本音で語り合えたことによる充実感なのだと感じた。このような体験を家族で行ったら・・・どうなるのか?そんなことを想像しつつ・・・又、ぜひ参加したい。次回開催が楽しみな私です。

  自分を見つめられる深い時間を過ごせた。この時間が日常生活にどのような形で変化が現れるか(または現れないかもしれないが)とても楽しみ。ありがとうございました。

  一人で読書すると、気づくこと、考えること、自分の思いなどが起こってくるが、今回の13名の方と一緒に読書会を行って、それぞれが感じたことを言い合うことで、新たに気づくこと、感じたことがより深まることができたと思う。このような読書会、初めての体験、読んだことをみんなで話し合う会、とても良い時間を過ごすことができた。今日は話すことができなかったが、私は自己表現するために仮面をかぶっている自分がいることに気づかされた。本来の自分だとできないことが、仮面をかぶることでできることもあるのですね。また次回も受けたいと思う。

  自分と向き合う時間でもあり、娘たちと向き合う時間でもあった気がする。かつて、やり残して気になっていた部分を突きつけられた想いがある。私の中にあるものとは?私のアイデンティティとは?・・・本の中の「彼」と一緒に本を読み進む中で探していきたいと思う。

  息子の不登校時代について丁寧に振り返ったような感覚だった。「本当の自分」とは何か、じっくりみていきたいと思う。「自己表現」「自分を出す」ことと「他者と付き合うこと」、生きる中で、その折り合いのつけ方を身に付けて「うまく生きている」気がする。それは自分を誤魔化しているだけなのかもしれない。

 

以上

※ 参加されたみなさん、私たちも勉強になりました。ありがとうございました。(役員一同)