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『コンテイナーと治療構造』
~心の変容をうながす「内的容器(インキュベーター)」と
「外的治療構造」作り~

開催日:2月25日(日)

*当日セミナーにご参加できない方も、
USB(音声データ)と資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

*お問い合わせ・お申込みは、以下にお願いします。
Mail:
Fax:03-5570-2860

1)今から約30年前、私たちがユング心理学や精神分析
に魅かれた最大の理由に、心の質的変化、
つまり変容や成熟を可能にする心理学、という点がありました。

しかし、なぜその2つが、変容や成熟を促せるのか、
その秘訣を見出すのに必死だったことを、
昨日のことのように覚えています。

心の質的変化、変容や成熟のために不可欠なもの、
それが今回のセミナーで扱う、「コンテイナー(心の容器)」であり、
それをプロテクトする、「外的な治療構造」です。

2)ユング心理学も、精神分析も、程度の差はありますが、
人為を嫌います。

両者ともに、心は治療するもの(cure)、できるものではなく、
自ずと治る(heal)ものと考えます。
「自然治癒力」、「自己治癒力」を信じ、前提としています。

3)では、内なるヒーリング・パワー(癒しの力)を賦活し、
促進するにはどうしたらいいのでしょうか?

さまざまな人、いろいろな流派が、
多種多様な意見を述べています。

その中で、もっとも腑に落ちたのが、
今回セミナーのメイン・テーマである、
コンテイナー(心の容器)と治療構造です。
4)その2つを、場(field)と言いかえることもできます。

場には、「内的なコンテイナー(心の容器)」と、
「外的な治療構造」とがあります。

プロ・セラピストは、2つの場をどのように設え、
両立させているのでしょうか?

内的コンテイナーと外的治療構造との間に
共鳴関係を作ること、また
その両者間に好循環を生むようにすることが、
とても大切です。

5)内的コンテイナーは、
ユングの「不可思議な錬金術的(メルクリウスの)容器」
にあたります。

それは子宮に似せて作られますが、
魂や心のインキュベーター(incubator、孵化器)となるべく
形作られています。

魂や心は、ラテン語で”psyche”(プシケー)
または英語で”psycho”(サイコ)ですが、
その2つの単語には、「蝶」という意味もあります。

私たちは、深層心理学を、
心の青虫が蛹を経て蝶になることを促すもの、
と考えています。

それは、自己実現や個性化の過程などとも呼ばれます。

内的コンテイナー(=内的子宮)は、
心の青虫が蝶になる上で、必要不可欠なものです。

6)しかし、深層心理学では~多くのユング派の人も含めて~、
今日、ユングの内的コンテイナーにフォーカスする人は、
多くありません。

なぜでしょうか?
コンテイナーを理解する上で大切な点ですので、
理由はセミナーでご説明します。

内的コンテイナーに対するしっかりとした眼差しがなけれな、
質的変化を促すのは困難である点を、
私たちは実感しています。

内的子宮がないと、心のプロセスの孵化や出産が
起き得ないからです。

7)ちなみに、内的子宮がかなり崩壊して
しまっているのが精神病水準で、
一部破壊されているのが、パーソナリティ障害水準です。

そうした水準には、中身・内容物ではなく、
まずは壊れた「コンテイナー側の修復」を試みるようにします。

さもなければ、心のプロセスが常に漏れ出し、
心の流産を繰り返すことになりかねません。

それでは、カウセリングやセミナーで、
たとえいい体験をしたとしても、
それは一時的なものに終始し、
心に、変容や成熟が起きることはないでしょう。

8)このセミナーでは、
内的コンテイナー、またはメルクリウスの容器とは
何かについて、じっくりと学びます。
また、その作り方、保持のしかたを、お伝えします。

9)さて、内的コンテイナーと同じように大切なのが、
治療構造です。

治療構造は、精神分析家の小此木啓吾さんによって
まとめられました。
それは、外的コンテイナーとして優れたものです。

小此木さんは、それを内的コンテイナーとしても想定したのですが、
私たちは、治療構造を、外的コンテイナーとして、
より評価しています。

10)あなたは、治療構造についてご存知ですか?

それは、内的コンテイナーを、外側から守る枠組みです。
またそれは、物理的安全さや安心、信頼、確かさを保証します。

治療構造は、内的コンテイナーに比べて、
設定が比較的容易です。

しかし、その重要性が、精神分析以外の心理療法家には、
あまり伝わっていない気がします。

それは、とてももったいない。

11)治療構造は、心理セラピーの場を、
設えによって非日常的空間にするものです。

その設定を適切に行うと、セラピーは、
夢を見やすくなる場、
無理のない自然な形で変性意識を喚起する空間、
星々を投影できる心のプラネタリウムになります。

そのため、治療構造は、トランスパーソナルや深層心理学、
スピリチュアリティに関心のあるカウンセラーやセラピストに、
大変参考になります。

12)あなたは、なぜ、治療構造が、
セラピーの場を非日常的で、無理のない自然な変性意識を
促す仕掛けになるのだと思いますか?

それについてご一緒に、学びませんか?

13)内的コンテイナーおよび外的治療構造には、
包含的母性はもちろんですが、切断的父性も必須です。

切断力を身に着けていないために、その両者を作れない
カウンセラー、セラピスト、コーチが少なくありません。

内的コンテイナーと外的治療構造には、
その両者を適切に維持する、
マネージメント力が必要です。

それについても、母性と父性の点からお伝えします。

14)コンテイナーと治療構造には、援助者の
カウンセリング、コーチング、コンサルティングに関する
哲学や理念が直に反映されます。

そのため、その2つについて取り組む場合、あなたの
セラピーやコーチング、コンサルティングに対する
信念や価値観を見つめる作業が大事になります。

その点に関して、
エクササイズを通して(楽しみながら)取り組む予定です。

※このセミナーでは 、プロが基本として大切にしている
2つの場、内的コンテイナー(心の容器)と
外的治療構造について、さまざまな角度から
ていねいに学びます。

プロ・カウンセラー、セラピスト、
コーチ、ファシリテーターなどの対人援助職の方、
また、そうした領域でのプロをめざす方の、
ご参加を心からお待ちしています。

初心者の方、一般の方のご参加も、心から歓迎いたします。

*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。

*当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

*お知り合いの方に、このセミナーをご紹介いただけると幸いです。

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日時:2月25日(日)10:00~17:00

開場:9:50

会場:都内

講師: 富士見ユキオ
 開業カウンセラーとして、28年目。
 夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト、
 臨床心理士
 ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
 交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
 相続アドバイザー協議会認定会員、
 ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)、
 米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。
 MA(修士)。
 認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)、
 岸原千雅子
 ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師、
 臨床心理士、
 ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
 交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
 相続アドバイザー協議会認定会員、
 英国IFA認定アロマセラピスト、
 お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。
 修士、
 日本ホリスティック医学協会理事、
 日本トランスパーソナル学会理事。

参加費:20,000円+消費税(8%)

*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。

お問い合わせ・お申込み先:
インスティテュート ・ オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
(IPP)事務局
Mail:
Fax:03-5570-2860

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「井筒俊彦とビオンに学ぶ神秘主義的心理療法」
3月23日(金)スタート
毎月第4金曜日19:00~20:50、
全10回開催(2018年3月~12月)

《開催中の連続講座・ご案内》
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「ケース(事例/症例)を通して、病態水準を内側から身に着けよう
~関係療法的かかわりをライブ・スーパービジョン&ロールプレイ形式で学ぶ~」
2018年1月11日(木)スタート・開催中
毎月第2木曜日19:00~20:50 全10回