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最良の臨床家から学ぶ~H.コフートと間主観的アプローチ~
開催日:7月23日(日)

*プロの方はもちろん、一般の方、初心者の方のご参加を歓迎いたします。

*当日セミナーにご参加できない方も、USB(音声データ)と資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

1)あなたに質問します。

「自分」とは何でしょうか?
自分が強い、弱いとは、何を基準に言うのでしょうか?
自分が幸せだ、不幸だ、という感覚は、どこから来るのでしょうか?

そうした問いに、納得ある回答を与えてくれる心理学の1つが、
ハインツ・コフートが創始し、発展させた
自己心理学(Self Psychology)です。

自己心理学は、自己愛、自尊心、自負心、自己効力感、
自己活力、誇り、自己評価、自信などのテーマに
有益な心理学です。

2)自己心理学について話を続ける前に、
仏教の縁起(えんぎ)について、
簡単に述べたいと思います。

自己心理学の「自分」は、仏教の「自分」に、
近似しているからです。

縁起とは、他者との「関係」が縁となって生起すること。
自己はもちろん、その他者、さらには全ての存在は、
縁起(関係)によって成立している、

従って、私、あなた、他者などに、
それ自体・個体として成り立つ本質や実体といったものは、
存在せず、幻想、妄想、空である、とする考え・視座です。

縁起は、相互依存性を指します 。

(注:相互依存は、共依存とは、全く違います。
その相違に関して、セミナーで、学びます)

3)縁起からすると、自分とは、関係性です。
そして、なんと自己心理学の自分(=自己)も、
実は、関係性です。

自分が、花子さんや、太郎さん、OLやサラリーマンなどではなく、
“関係性”、とはどういうことでしょうか?

セミナーで、考えます。

4)自己心理学は、自分をself(セルフ、自己)という点から、
考えています。
(注:コフートのセルフと、ユングのセルフは別物です。
セミナーで、わかりやすく、また詳しくご説明します)

そして、その自己を、「構造」としてとらえます。
コフートの言う構造とは何か。
構造の成り立ち、構造を作り維持す る構成要素などについても、
セミナーで、お伝えします

5)自己心理学は、自己(自分)の
強さ・弱さ、確かさ・不確かさ、幸福感・不幸感などを、
構造の「凝集性」「まとまり」「融和性」から、
とらえていきます。

自己が強く、確かで、幸福感のある人は、
構造の凝集性、まとまりがあり、
身が締まっていて、内実がある、と考えます。

一方、自己が弱く、不確かで、不幸感にさいなまれている人は、
構造がゆるく、ブヨブヨだったり、ばらけていたり、
断片化しているためだ、と仮定します。

凝集性・まとまりが悪いと、
構造が断片化し、自己が流失しやすくなり、
その人は、重いパーソナリティ障害水準や精神病水準を、
患うことになりかねません。

6)自己がまとまりをもつためには、実は・根本的に・常に、
人生最早期から最晩年まで、他者を必要とします。

(注:「他者」について精神分析は、
「対象」という用語を当てますが、
コフートは、それとは別に、
「自己対象・selfobject」という造語を生み出しました。
自己対象は、自己心理学を理解する上で、鍵概念です。
セミナーで、詳しくお話します)

他者存在が、自己存在には不可欠、とコフートは考えたのですが、
人間は、自分1人で
成立できない・自己証明できない・やっていけない
ところから、
コフートは、「人間は悲劇的な存在」である、と言っています。

トランスパーソナルに携わっている私たちからすると、
「仏教的人間」になった、とい う方が、より適切に思えます。

仏教は、悲劇(=悲哀)と向き合う上で、
最良の視座の1つを与えてくれます。

自己心理学、仏教、そして、悲劇や悲哀についても、
セミナーでとりあげる予定です。

7)さて、自己心理学は、
他者、あるいは他者との関係こそが、
あなたや私の自己構造の顕現、
およびその維持・存続を可能にする体験を、
提供できる、と考えます。

適切で豊かな他者体験(自己対象体験)は、
あなたの自己構造に 凝集性・まとまりを与え、
生きる活力(vigor)をもたらすと考えられます。

一方、貧困な他者体験あるいは自己対象体験の失敗は、
あなたや私の自己構造を
ぐらつかせ、バラバラにし、断片化・空虚化させかねません。

それほどまでに、
他者のあり様、他者の応答性(responsiveness)が、
自己のあり様に、決定的な影響を及ぼす、
と自己心理学は考えるのです。

もちろん、その他者も、他の他者やあなたの影響を、
ダイレクトに受けています。

8)お互いが、お互いに影響を受けている、
影響を与え合っている、
その関係の中で、あなたも私も存在している、
自己心理学、そして仏教は、そのように考えます。

9)自己心理学では、
そこで、情緒応答性(emoti onal responsiveness)を
重視します。

自己心理学を刷新したところから生まれた間主観的心理学は、
情緒応答性(responsiveness)に加えて、
情動調律(affect attunement、情動にチューニングすること)にも
着目します。

10)応答性は、コール&レスポンス(Call & Responce)の、
レスポンスです。

Responce(レスポンス)に、一見似ていて、非なるものに、
Reaction(リアクション、脊髄反射)があります。

リアクションは、主体や主観が入っていない、
機械的、ロボット的で、受動的なものです。
それに対して、レスポンスは、主体性の伴った能動的なものです。

11)自己心理学は、Call&Responceの心理学です。

Call&Responceの質が、あなたの強さ、確かさ、幸福感を左右します。

Call&Responceは、ギブ&ギブ(贈与&贈与)、ウィンーウィン、
ハッピー&ハッピーの心理学です。

こうした観点から、コフートの自己心理学、
そして間主観的心理学について、
良質なケースを通して学びます。

仏教の縁起の観点も参考にしま す。

12)このセミナーでは、自己愛、自尊心、自負心、自己効力感、
自己活力、誇り、自己評価、自信など、
「自己」に関するテーマを応援することにご関心のある
セラピスト、カウンセラー、心理士、コーチ、ファシリテーターの
ご参加を、心からお待ちしています。

初心者の方、一般のあなたのご参加も、大歓迎です。

*当日セミナーにご参加できない方は、USBと資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

*お知り合いの方に、このセミナーをご紹介いただけると幸いです。

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日時:7月23 日 (日)10 :00~17:00

開場:9:50

会場:都内

講師: 富士見ユキオ
    開業カウンセラーとして、28年目。
    夫婦カウンセラー、ファミリーセラピスト、
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)、
    米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。
    MA(修士)。
    認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)、
   岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト、
    お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。
    修士、
    日本ホリスティック医学協会副会長、
    日本トランスパーソナル学会理事。

参加費:20,000円+消費税(8%)

*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。

お問い合わせ・お申込み先:
インスティテュート・ オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー
(IPP)事務局
Mail: ipp@dg8.so-net.ne.jp
Fax:03-5570-2860

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《新連続講座》

「ファミリーセラピーと中高年の深層発達心理学」
6月2日(金)にスタートしました。
毎月第1金曜日19:00~20:50、
全10回開催(2017年6月~2018年3月)

※以下2つの連続講座と合わせて、
いずれもUSBと資料の形でご購入いただけます。
(詳細はお問い合わせください)

『関係療法の良質なケースを通じて、本物のセラピー力を身に着けよう
~事例を題材に、ライブ・スーパービジョン&ロールプレイ形式で学ぶ~』
3月9日(木)スタート
(毎月第2木曜日、19:00~20:50、全10回)

『開業カウンセリング成功の秘訣』& amp; lt; br>1月26日(木)スタート

(毎月第4木曜日、19:00~20:50 全10回)

《今後のセミナーご案内》

8月27日(日)解離とトラウマ~脳科学の理解を踏まえて~

9月24日(日)臨床家の粋を極める~ビオン・オグデンの心理療法~

10月28日(土)29日(日)
 パーソナリティ障害の徹底理解~境界性パーソナリティ障害、
  自己愛パーソナリティ障害、そしてスキゾイド・パーソナリティとは

11月26日(日)強迫性障害、パニック障害など神経症の臨床

12月23日(土・祝)24日(日・祝)
 「うつ」の理解と対応~単極と双極、愛着とうつ、発達障害とうつ、
  自己愛の傷つ きとうつなど~