生きるのがどうしてこんなに苦しいの、ママ ~隠れ自己愛障害とその癒し~

※関係セミナー情報です。問い合わせ•申し込みは主催者まで※

5月29日(日)10:00~17:00

第1弾 「生きるのがどうしてこんなに苦しいの、ママ
     ~隠れ自己愛障害とその癒し~」セミナー

* 現代日本で一番多い心のテーマの1つ、
 「隠れ自己愛障害」に関する本邦初のセミナーです。
  ご一緒に学びましょう。

*当日セミナーにご参加できない方も、USBと資料の形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

1)あなたは「隠れ自己愛障害(closet narcissism)」
という言葉を聞いたことがありますか?

それは内に隠された自己愛の障害であり、
「内向性自己愛障害(introverted narcissism)」と
呼ばれたりもします。

隠れ自己愛障害は、

河合隼雄の「日本母性社会の病理」、
山本七平の「空気の研究」から派生した
「空気を読む、読まない、KY」、

上野千鶴子の「学校化社会」、
数年前に問題提起された
「スクール・カースト」や「ママ・カースト」、

さらに、最近話題になった
「本当は怖いやさしさ社会」や、「思考停止を招くやさしさ」

などに、直結しているテーマです。

2)隠れ自己愛障害は、心の発達過程で、
未完了の自己愛のテーマを内に隠すことを、
学習して(しまって)います。

「いいえ、私なんて・・・、とても、とても・・・」

「めっそうもない、私ごときが・・・
(と、おずおずと引き下がる)」

といったように、
隠れ自己愛障害では、過度に/病的に謙遜したり、
自分を低くしたり、おとしめたりします。

他人から敵意を向けられたり、
バカにされたり、軽蔑されるのを恐れ、心配し、
たえずまわりの人たちの顔色をうかがったり、
他人からの評価を気にしています。

3)「こんなに人のこと気にして、一生懸命
いい人、いい子やってきたのに・・・、
明るい人、元気な子をよそおってきたのに・・・」

「なんで、生きるのがこんなに苦しいの、ママ」
は、自己愛障害の人の、言葉にならない心の叫びです。

(注:その叫びは、ママにだけには言えない、
聞かせてはいけない、聞こえてはいけない、つぶやきです)

4)パーソナリ ティ障害治療の第1人者、
ジェームズ・マスターソンによ る と、
隠れ自己愛障害には、

子どもが親を恐れ、敬っている限りは、
親から愛され、面倒を見てもらえる、

という妄想にも似た無意識的確信があります。

会社に当てはめると上司を、
学校であれば先生を
崇(あが)め奉(たてまつ)っているならば、
上司、先生に重用(ちょうよう)される、
という思いを抱いています。

5)隠れ自己愛障害で、先生に特別にかわいがられた子は、
昔、ブリッコと呼ばれ、クラスメイトに敬遠されかねない存在でした。

英語では、”teacher’s pet”(ティーチャーズ・ペット、先生のペット)
と、称されます。

6)隠れ自己愛障害には、
子どもは親を、部下は上司を、生徒は先生を理想化し、
自分の影を薄くする、失くす、という特徴があります。

親、上司、先生を持ち上げ、賞賛します。

自分ではなく、他人、外に焦点を向けます

7)理由は、心(内)に、未完了の自己愛の傷つき
(たとえば、誇り、自尊心、面目を失う、
辱められる、プライドを傷つけれる、その他)があり、

未完了の自己愛的傷つきが放置されたままであるために
新たな自己愛の傷つきを恐れ、回避、防衛するためです。

そのことから、「過敏性自己愛障害(hypersensitive narcissism)」、

「脆弱性自己愛障害
 ~脆く、弱く、傷つきやすい自己愛障害~(vulnerable narcissism)」

と呼ばれることもあります。

8)隠れ自己愛障害も自己愛障害の1つであることには、
変わりません。

そこには、自己顕示欲の強い「顕示型自己愛障害」と同様の、
自己愛障害が潜伏しています。

この2つの「自己愛障害」の違いについても
セミナーでは丁寧に解説します。

9)隠れ自己愛障害の中核にあるのは、「自己」の問題です。

その自己は、断片化しそうな・バラバラになりそうな、
脆く、弱く、薄く、傷つきやすいのが特徴です。

それをいかに、丈夫でまとまりのある頑強なものにしていくか、
それでいて、柔軟で活性化されたものにしていくか、

それが、このセミナーの最大のテーマです。

10)隠れ自己愛障害の癒しには 、健康な自己作りが欠かせません。

丈夫でまとまりのある自己が育まれて、
結果として隠れ自己愛障害に癒しが生じます。

11)そのためには、何が必要でしょう?

どうすればいいでしょう?

具体的なケースを用いて、一からていねいに、わかりやすくお伝えし、
学びを確かなものにしていきます。

このセミナーでは、
一所懸命にいい人、いい子をやって生きてきているのに、
「生きるのがどうしてこんなに苦しいのか」
という隠れ自己愛障害の叫びとその癒しについて取り上げます。

それは、 現代日本で一番多い心のテーマの1つです。
このテーマにご関心がある一般の人、初心者の人、
専門家のご参加をお待ちしています。

*当日セミナーにご参加できない方も、USBと資料という形で、
セミナー内容をご購入いただけます。

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日時:5月29日(日)10:00~17:00

開場:9:50

会場:都内(詳細は、お申込みいただいた方にお知らせします)

講師: 富士見ユキオ
    認定プロセスワーカー(日本にプロセスワークを紹介、導入する)、
    臨床心理士
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    ニューヨーク州立大学卒業(人類学部)、
    米国トランスパーソナル心理学研究所に、日本人として初めて留学する。
    MA(修士)。

   岸原千雅子
    ミンデル夫妻認定プロセスワーク セカンド・トレーニング教師、
    臨床心理士、
    ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者、
    交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定、
    相続アドバイザー協議会認定会員、
    英国IFA認定アロマセラピスト、
    お茶の水女子大学卒業(文教育学部)。
    修士、
    日本ホリスティック医学協会副会長、
    日本トランスパーソナル学会理事。

参加費:20,000円+消費税(8%)

*USB+資料の形で、遠方の方にも、セミナー内容を販売しています。
お問い合わせ先:インスティテュート・オブ・プロフェッショナル・サイコセラピー(IPP)

E-mail:

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《今後のセミナー日程》
・6月26日(日)
・7月24日(日)
・8月28日(日)
・9月22日(木・祝)
・10月23日(日)
・11月23日(水・祝)
・12月23日(金・祝)24日(土)25日(日)年末集中3日間セミナー
「連続講座」

①「最高のセラピストたちのケース(事例/症例)に学ぶ
関係性のライブ・スーパービジョン
~現場で役立つプロの実践力・臨床力を身に着けるために~」

5月12日(木)スタート!(毎月第2木曜日、19:00~20:50 月1回、計10回)

②「生きててよかった、生まれてきてよかった!~個人神話とアートセラピー~」& amp; lt; br>
6月14日(火)スタート!(毎月第2火曜日、19:00~20:50 月1回、計10回)

(以上すべてUSBと資料の形で受講していただけます。
ご関心がある方は、お問い合わせください)