2008年3月16日 ホリスティックな臨床の実際

日時:2008年3月16日(日)13:00~16:30
場所:星陵会館
タイトル:「ホリスティックな臨床の実際:心理療法とアロマテラピー」
~プロセスワークの「意識とリアリティ」の見方を糸口に~
講師:岸原千雅子(「アルケミア」代表・臨床心理士・IFA認定アロマセラピスト・NPO法人日本ホリスティック医学協会事務局長)
内容:私は心理療法とアロマテラピーを、病院や学校現場、および自身の面接室である「アルケミア」で実践しています。臨床実践の場面では、私が20年近くにわたって探求してきたホリスティック医学の観点、およびプロセスワーク(プロセス指向心理学)の心と体、意識とリアリティの多次元的見方を、常に大事にし、また常に参照枠として活用しています。とくにプロセスワークの視点は、面接室での関係性のみならず、学校現場においてもなくてはならない、とても有用なものと感じています。この講座では、臨床における自分自身の歩みや、実践事例などを紹介しながら、皆様とともに、トランスパーソナルが扱う横次元と縦次元の超越性、すなわち「つながり」と「深みや高み」が臨床場面でどのように扱われるか、といったことについて、議論を深めたいと考えます。