第10回学会大会「死と向き合って生きるスピリチュアリティ」

東日本大震災から1年半。現状の社会の行き詰まりを痛感させられた私たちの意識は、確かな変容を求められています。
瞬時にして奪われた日常。不条理に喪われた多くの命。「死」と直面する不安の中で、それでも「生きる」ことの意味とは何か。
「死」と向き合うこと。それでも「生きる」こと。そしてその中で煌めく「スピリチュアリティ」。
トランスパーソナルな探求を志す上で逃れることのできない根源的な課題に正面から向き合います。

【大会チラシ】
チラシ表面 

PDF版(裏面のみ)

【もくじ】
(1)スケジュール
(2)会場
(3)参加費
(4)個人発表・分科会企画・ワークショップ募集
(5)お申込み方法
(6)お申込み方法
(7)問い合わせ先
(8)その他
(9)講師プロフィール

スケジュール

2012年10月6日(土)
12:00 受付開始
13:00 大会長挨拶:大会長 向後善之
13:05 会長オープニングトーク
13:15 基調講演「死と向き合って生きるスピリチュアリティ」:橋爪謙一郎
14:45 シンポジウム(佐伯里花+ウォン・ウィンツァン+橋爪謙一郎)
17:05 シェアリング(司会:諸富祥彦)
18:30 希望者による交流会
20:30 交流会終了

2012年10月7日(日)
9:30 受付開始
10:00 会員分科会(研究発表)

分科会スケジュール

    3階会議室1

      10:00-11:00
      ①黒崎 碧「児童虐待による殺人未遂被害からの社会復帰を目指して~生と死・自己と社会」
      11:00-12:00
      ②河野 秀海「『森になる』運動実践における心ある仕掛け:ジョアンナ・メイシーの『デスワーク』」

    3階会議室2

      10:00-11:00
      ③ティム・マクリーン/高岡よし子「自我を超えて~バイロン・ケイティ・ワークの可能性」

    3階会議室3

      10:00-10:30
      ④甲田 烈「スピリチュアリティ尺度構成における多次元性に関する一考察」
      10:30-11:00
      ⑤山口 豊「カルヴィニズムと深層心理学の誕生」
      11:00-11:30
      ⑥吉田 寿治「輪廻転生システム」
      11:30-12:00
      ⑦小嶋 昭彦「『如来の気付き』の実相を語る」

    1階多目的ホール

      10:00-10:30
      ⑧黒田 俊之「インナーチャイルドを感じるミニ体験」
      11:00-12:00
      ⑨芹沢 真紀「グループで前世療法を受ける」

13:00 一人芝居による想いと感情を伝える表現&トーク(高山広+向後善之)
14:45 講演「生と死の多次元性、コーマワークとスピリチュアリティ」:岸原千雅子
15:45 講演「「死と直面」ーその手段と意味と効果」:天外伺朗
17:00 日本トランスパーソナル学会総会
17:30 散会

会場

日本大学文理学部百年記念館
 〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
 京王線下高井戸あるいは桜上水下車、徒歩8分

参加費

◆大会参加費
 会員:事前振込 6,000円
    当日支払 8,000円
 一般:事前振込 12,000円
    当日支払 15,000円
 交流会参加費  6,000円
 (ゲスト参加予定)
 *交流会のご参加は事前振込の方のみ。定員を超えた場合は先着順となります。

◆大幅ディスカウント
学会大会へ事前申込をする際に、同時に入会していただく場合には、特別割引を適用して、合計で14,000円とさせていただきます。この機会にぜひお知り合いにご紹介ください。(通常は参加費+入会費+2年会費=21,000円)
 *入会期間は2012年8月1日から2014年8月31日までです。
 *2012年6月〜8月の学会主催講演会の割引は適応となり、ニュースレターもお届けいたします。
 *2012年8月に行われる理事選挙の投票権はありません。

申し込みはこの画像をクリック
※事前申し込みの受付は終了いたしました。

振込先

りそな銀行 本郷支店
普通預金 1171981
口座名:日本トランスパーソナル学会
*お振込み頂きました参加費等はご返金できませんのでご了承ください。

お申し込み方法

お申し込みフォームに必要事項を記入いただくか、以下のファイルに必要事項を記入しFAXにてお申し込みください。お申込み後、上記銀行口座に参加費をお振込みください。

個人発表・分科会企画・ワークショップ募集について

大会二日目の午前中には、会員による自主企画の時間を設けました。
個人研究発表はもちろん、分科会、 ラウンドテーブルやワークショップの企画・運営を公募いたします。
日頃の研究・実践をぜひご披露ください。

募集要項・申し込みについては、こちらのページを御覧ください。
※受付は終了いたしました。

問い合わせ先

日本トランスパーソナル学会事務局
〒101−8301 東京都千代田区神田駿河台1−1 明治大学文学部14号館6階B611 諸富研究室内

その他

最新情報はTwitterFacebookでも更新しています。

講演者プロフィール(50音順)

◆ウォン・ウィンツァン(本学会理事、ピアニスト、即興演奏家、作曲家)
19歳よりミュージシャンのキャリアをスタートし、自らの音楽を模索。87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年よりピアノソロ活動を開始。音の力でオーディエンスの深い意識とつながり、解き放たれた静寂空間を創り出してゆく。超越意識で奏でるその透明な音色に「瞑想のピアニスト」と呼ばれている。3・11を受け、USTREAM配信や一連のチャリティーコンサートを通じて被災地を支援し続けている。

◆ 岸原 千雅子(本学会理事、カウンセラー、アルケミア代表)
臨床心理士、IFA(国際アロマセラピスト連盟)認定アロマセラピスト。NPO法人日本ホリスティック医学協会専務理事・事務局長。東京・港区に「アルケミア」を開設し、心理療法とアロマテラピー・マッサージを行う。その他心療内科クリニック、およびがん患者サービス・ステーションvol-nextで、カウンセリングおよびアロマテラピーを提供している。著書『ホリスティック医療のすすめ』(日本実業出版社)、『ホリスティック医学』(東京堂出版、共著)。

◆向後 善之(本学会事務局長、アライアント国際大学大学院准教授)
神奈川県に生まれる。石油会社での会社員生活の後、渡米。CIIS(カリフォルニア統合学大学院)では、統合カウンセリング専攻。サンフランシスコ市営のRAMS(Richmond Area Multi-Services)他でカウンセラーとして働く。現在、アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院(CSPP)東京サテライトキャンパスで臨床心理学を教えている。著書に『おとなの悩トレ!』(メディアファクトリー)、『人間関係のレッスン』(講談社現代新書)他。

◆佐伯 里花(カウンセラー)
岩手県出身。夫との関係を通して自分を見つめ直す事が転機となり、40才直前にカウンセラーを目指す。産業カウンセラーの資格を足がかりに様々な講座、ワークショップに通いながら行政でのキャリア中心の相談を9年間続ける。それと並行して5年ほど前からは石巻市の大学の学生相談室でのカウンセラーとして勤務、現在はこの仕事を中心に活動中。今回の震災で甚大な被害のあった陸前高田市では、元夫、義母、子供たちと13年間暮らした経験がある。現在は仙台市在住。

◆高山 広 (アクター・ディレクト・ライター) 宮城県出身。ありとあらゆるモノや概念まで演じながらその「キモチ」や機微を描いてゆくという作風で「一人芝居の概念を変えた」と評されている。「批評性と文学性と生の感情と生活感覚のある」作品群は現在もライブのたびに増え続けている。俳優としてもNHK朝の連続ドラマや舞台、ミュージカルなど幅広く活動。劇作家・演出家としても注目を集めている。ワークショップ、講演なども積極的に行っている。

◆天外 伺朗(本学会顧問、ホロトロピック・ネットワーク代表、天外塾主宰)
本名:土井利忠、工学博士(東北大学)。元ソニー上席常務。1964年東京工大卒後、ソニーに42年間勤務。その間、CD、NEWS(ワークステーション)、AIBOなどの開発を主導、また人工知能と脳科学を統合した「Intelligence Dynamics」という学問を提唱。1997年理想的な死に方を追求する「マハーサマーデイ研究会」(現在は「ホロトロピック・ネットワーク」)を創立。医療改革、教育改革、企業経営改革などに取組み、瞑想や断食を指導している。著書多数。

◆橋爪 謙一郎(株式会社ジーエスアイ 代表取締役) カリフォルニア州エンバーマー (ライセンスEMB 8712) フューネラルディレクター(全米国家資格) 日本トランスパーソナル学会 理事 エンバーマー(遺体衛生保全技師)になるために1994年に渡米。ピッツバーグ葬儀科学大学卒業後、フューネラルディレクター全米国家試験に合格。さらにジョン F.ケネディ大学大学院にてグリーフケアに関する修士号、カリフォルニア州エンバーマーライセンスを取得し、2001年に帰国。 2004年、有限会社ジーエスアイを設立。現在は、エンバーミング事業のほかグリーフサポート事業として企業の人材教育や、コンサルティング、一般向けセミナーの提供、講演活動などを行っている。アメリカでの葬祭業における実務経験と知識を持つ、 グリーフサポートおよびエンバーミング普及の第一人者。

◆諸富 祥彦(本学会会長、明治大学文学部教授、カウンセラー) 筑波大学大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、現在、明治大学文学部教授。教育学博士。時代の精神(ニヒリズム)と闘うカウンセラー、現場教師の作戦参謀。本学会会長、教師を支える会代表。日本カウンセリング学会常任理事、日本教育カウンセリング学会常任理事、日本産業カウンセリング学会理事、日本生徒指導学会理事。