稽古とトランスパーソナル-世阿弥「伝書」の地平から


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当学会理事である京都大学 大学院教育学研究科 教授の西平さんをお招きし、講演をしていただくことになりました。

タイトルは「稽古とトランスパーソナル-世阿弥「伝書」の地平から」。西平さんからのコメントです。

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世阿弥の「伝書」に即して「稽古」について考察します。稽古は無心を目指すのか。稽古を積むと無心に至るのか。そもそも「無心」とはどういうことか。無心に日常を生きるとはいかなることか。無心をめぐる「プレ
/ トランス」 問題を切り口として「子ども」「型」「囚われ」「二重の見」「移る堺」など、稽古の諸問題を考えてみたいと思います。同時にそれは、世阿弥の地平から「トランスパーソナル理論」を問い直す試み、日本の言葉でゆっくり練り直す試みにもなると思います。
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ぜひ、お越しください!

■ 日 時:2010年11月3日(水・祝)14:00-16:30(予定)

■ 会 場:日本大学第二高等学校 視聴覚ホール
杉並区天沼1-45-33 (荻窪)

■ 参加費:会員2500円 一般3000円

+ 申込不要。参加費は当日会場にてお支払いください。
+ お気軽にご参加ください!

講師プロフィール

西平 直(にしひら ただし)

1957年、甲府市生まれ。信州大学人文学部、東京都立大学人文科学研究科(哲学)、東京大学教育学研究科(教育哲学)で学んだ後、立教大学文学部助教授、東京大学大学院教育学研究科准教授を経て、現在、京都大学大学院教育学研究科教授。

近著に、『世阿弥の稽古哲学』(2009年、東京大学出版会)、『魂のライフサイクル―ユング・ウィルバー・シュタイナー』(1997年/2010年[増補新版]、東京大学出版会)等。